非日常が味わえる“ちょっと良いお宿”を求めて旅をする30代夫婦、pegu夫婦です!
2024年8月に宮城県仙台市にある「界 秋保」に宿泊してきました。
界(かい)は星野リゾートが運営する「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」。
2024年4月に開業した「界 秋保」は、全室に大きなピクチャーウィンドウが設けられ、フレームで切り取られたかのように移り変わる四季の景観を楽しめます。

仙台のご当地食材を堪能できるメニューが盛りだくさん◎
盛り付けには華やかさ・豪華さがあり“大名感”を味わえる、ここでしか味わえないお食事でした!
この記事では、以下の内容についてご紹介します。
- 夕食「特別会席 新伊達会席」
- 朝食「ご当地朝食」
※客室の写真等は2024年8月、お宿の情報については2025年4月時点(公式サイト調べ)のものです。
食事の時間について
食事の時間はチェックインの際に確認・選択を行います。
夕食は17:30〜 or 19:30〜、朝食は7:30〜9:30の間で選ぶことができます。
また、夕食時間は事前に予約することも可能。(合わせて夕食のアップグレードもできます。)
公式サイト「食事」ページの「夕食時間」または「夕食時間・夕食アップグレードの予約」のボタンから手続きができます。
夕食「特別会席 新伊達会席」
食事の内容はスタンダードメニューの「季節の会席」と、アップグレードメニューの「特別会席」から選ぶことができます。
今回は「特別会席 新伊達会席」をいただきました。
献立はこちら↓


盛り付けもとっても華やかで、仙台のご当地食材を堪能できるメニューがたくさん!
写真付きで詳しくご紹介します◎
まずは秋保温泉街にあるGREAT DANE BREWING(グレートデーンブリューイング)のビールで乾杯し、料理を待ちます。

先付け「牛テールのディップ 仙台麩」
1品目は、先付。「界」の各施設で異なるメニューが提供される「ご当地先付け」は、その土地を楽しめる一品を提供しており、「界めぐり」の楽しみのひとつとなっています。
「界 秋保」はのご当地先付けは、伊達政宗公が着ていた陣羽織モチーフの器に盛られた牛テールディップ。パリパリ食感の仙台麩にディップしていただきます。

牛テールの味がとっても濃い…!上に乗った粗挽きの黒胡椒がいいアクセントになっています◎
これはお酒と一緒にちびちびいっちゃうやつですね…


ぜひ瓶詰めにして販売して欲しいくらい、おいしかったです…
煮物椀「鰻と山芋の博多」
2品目は椀物。写真だと分かりづらいですが、華やかな金色の模様が入ったお椀に盛られています。
「博多」とは色彩の異なる材料を、博多帯の織柄のように交互に積み重ねて仕立てた料理のことだそう。どこか大人の渋さを感じる盛り付けですね…

鰻の独特の旨みが感じられる、ふわっふわ食感でとても上品なお味でした。
「宝楽盛り」(八寸・お造り・酢の物)
続いては豪華な盛り付けの「宝楽盛り」。カラフルな器が陣羽織の模様のように華やかです。お造りが盛られた銀の器は重みのある銀のカラー。高さが異なる器を用いることで、なんとも“大名感”がある盛り付けです。

どれもとってもおいしかったのですが、海の幸が豊富な仙台は、やはりお造りのおいしさが段違い!!
どの魚も弾力・味の濃さ・新鮮さの全てを兼ね備えており、口の中が幸せで溢れていました…

お魚がおいしいと言われている九州在住のpegu夫婦ですが、提供される海鮮のあまりのおいしさにレベルの違いを感じてしまいました…!
揚げ物「車海老の東寺揚げ 季節の天麩羅 レモン」
お次は揚げ物。メインはボリューミーな衣をまとったエビの天ぷらです。

衣はサックサクの食感なので、見た目より軽め。中のエビの身は、言わずもがなプリプリです◎頭もカリカリに揚げられているため、スナック菓子みたいに食べられちゃいます!
小鍋「牛の山海俵鍋」
次はメイン料理。特別会席では豪華な牛肉のお鍋をいただけちゃいます!
お肉は牛ロース・牛タン、そして中にウニが入った俵巻き。せりやごぼうの他になんとトリュフも添えられています!

トリュフを浮かべた出汁にお肉をくぐらせて、別添えのウニを乗せていただくお鍋は贅沢以外の何ものでもありません…!

お肉が口の中でとろける…
牛の脂や味の濃いウニに、風味の強いせりやごぼうがとってもよく合います!
炊き物「牛タン柔らか煮」、食事(ご飯もの)「もち麦の土鍋ごはん テールスープ」
特別会席では、なんと鍋に続いて炊き物でも牛肉をいただけちゃいます(!)
お次は牛タンをシチュー仕立てにしてある柔らか煮。スプーンでも身がほぐれるくらい、とてもやわらかく煮込んであります。

おこげが香ばしいもち麦ごはんと、牛タンシチューは相性抜群◎
ご飯が入った土鍋は伊達政宗公をイメージしたかわいらしいデザインになっていました。

甘味「ずんだと蔵王ヨーグルトの松島仕立て」
最後はさっぱり食べられるずんだ×ヨーグルトのデザート。上には柑橘系のジャムが乗っています。
ずんだがあまり得意でない妻ですが、こちらはクセがなくやさしい甘さでぺろりといただけちゃいました。

今回は8月生まれの夫の誕生日祝いも兼ねた旅行でしたので、夫の方にはお祝いのチョコプレートを乗せていただいてました!

絶品の海の幸と牛肉づくしの夕食で大満足◎
宮城の食のパワーと、それを最大限に活かす「界」のおもてなしに圧倒されちゃいました!
朝食「ご当地朝食」
「界」の朝食は地域色を感じる食材が使われた「ご当地朝食」。
今回の献立はこちら↓

テーブルの上には鍋が用意されており、席に案内していただくと同時に火をつけてくださいます。
中には、東北の郷土料理「芋の子汁」が入っていました。

里芋の他、ごぼう・大根・豚肉などが入った具沢山のお味噌汁で、朝からしっかりお野菜をいただけます◎
御膳はこんな感じ↓
漆塗りのお盆と中央に置かれた重厚感のある角皿、台座を用いた高さのあるお皿が、とても豪華な“まさに大名の朝食!”といった印象にしてくれています。

左上には仙台名物の三角揚げ。こちらも火をつけてくださるので、表面をカリッと焼いていただきます。
中央の角皿にはだし巻き玉子と鮭の塩焼き、そしていくらの醤油漬けまで盛られています!
右端中央の籠に盛られているのは「吟醸豆腐」。こちらのお豆腐には、オリーブオイル・塩竈の藻塩・大名醤油・薬味のネギ・かつおぶしが用意されています。

シンプルにオリーブオイルと塩でいただくと、大豆の甘み・うまみが際立ってとってもおいしい…!
「大名醤油」は山形県の「マルセン醤油」の商品で、かつおだしの効いただし醤油のようでした。

献立には素朴な郷土料理が選ばれていながらも、御膳の盛り付けには豪華さもあり、朝から“大名気分”を味わえる朝食でした!
「界 秋保」で大名気分を味わえる食事いただこう!
- 海鮮・牛肉など仙台の豊富な食材を堪能できる豪華会席料理
- 伊達政宗公をイメージした“大名感”たっぷりな盛り付け
- 東北名物の素朴な味わいも楽しめる「大名朝食」
「界 秋保」の食事は、仙台の豊富な食材を味わえるメニューははもちろん、色鮮やかな器を用いた豪華かつ華やかな“大名感”を味わえる盛り付けで、宿泊者を楽しませるおもてなしがたくさん詰まっていました!

陣羽織をイメージさせるような明るい色を使っていたり、贅沢な食材をふんだんに使っていたりと「これでもか!」という演出が、ここでしか味わえない食事となっていてとても良かったです◎

仙台の食のパワーにも圧倒された…
秋保温泉への旅行の際は、ぜひ参考しにしていただけるとうれしいです!
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