【山口・長門湯本】温泉街の名物焼き鳥「さくら食堂」/リノベした古民家でいただく「瓦そば 柳家」

おいしいもの

pegu夫婦 妻です!

今回は山口県の長門湯本温泉街を訪れました!

長門湯本温泉は、山口県内で最古の温泉街として知られています。2020年にリニューアルし、「そぞろ歩きが楽しめる温泉街」として生まれ変わりました。温泉街の中心を流れる音信川(おとずれがわ)沿いにはおしゃれなカフェや飲食店温泉施設が立ち並んでいます。

pegu妻
pegu妻

今回は「界 長門」への宿泊で長門湯本温泉へ!「さくら食堂」「瓦そば 柳家」はランチで利用しました。

この記事では長門湯本温泉街の基本情報やアクセスランチをいただいたお店2軒についてご紹介します!

pegu夫婦の「ここが良かった!」
  • 女性焼き鳥職人が手がける、こだわりの詰まった絶品焼き鳥
  • 見た目だけじゃない!熱々の瓦で提供される名物「瓦そば」
  • 温泉街の雰囲気が一体になった各飲食店の外観

「長門湯本温泉」の基本情報・アクセス

基本情報

長門湯本温泉は山口県内で最古の温泉街、およそ600年前に発見されたとされています。一時期は観光客が減少していましたが、「そぞろ歩きが楽しめる温泉街」をテーマに2020年春にリニューアルしたそうです。

令和2年 「星野リゾート 界 長門」の開業や地域の若手による立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」の再建と合わせて、温泉街は新たなリニューアルオープンを迎えました。温泉街全体をひとつながりの空間としてとらえ、街を流れる音信川(おとずれがわ)に沿って「外湯」「食べ歩き」「文化体験」「そぞろ歩き」「絵になる場所」「休む・佇む空間」 の6つの魅力が散りばめられています。

長門湯本温泉 公式観光サイト

「界 長門」などの新しい施設と、空き家をリノベーションしたカフェやバーなど古い建造物が調和した、街歩きが楽しい温泉街です。音信川のほとりには「川床テラス」があり、こちらでテイクアウトしたものをいただくこともできます。

「川床テラス」 川の水がとってもきれいで小さな魚が泳いでいるのが見えました

アクセス

長門湯本温泉街へのアクセスは美祢ICから国道316号線を通って車で約30分
周りは山に囲まれているため、冬場は周辺道路が凍結している恐れがあります。スタッドレスタイヤもしくはチェーンの着用が安心です。

それぞれのお店に駐車場はありませんので、国道316号線沿いの「長門湯本温泉駐車場」(有料)を利用するようになります。(約100台ほど駐車できます。)

(画像引用:長門湯本温泉 公式観光サイト

◼︎駐車場利用料金

時間帯平日土曜・日曜・祝日
午前8時〜午後6時最初の2時間 200円
以降1時間ごと 100円
最大料金 1,000円
<入庫24時間以内>
最初の1時間 200円
以降30分ごと 100円
最大料金 1,000円
<入庫24時間以内>
午後6時〜翌午前8時最初の1時間 50円
以降1時間ごと 50円
最初の1時間 50円
以降1時間ごと 50円

※参考 https://yumotoonsen.com/parking/

※参考:https://nanavi.jp/news/28510/ https://nanavi.jp/access/to_nagato/

さくら食堂(焼き鳥)

1日目のランチで伺ったのは「さくら食堂」

2023年8月1日にTBS系「マツコの知らない世界」で取り上げられた「ながとのやきとり」。今回訪れた「さくら食堂」は番組内で登場した「焼とりや ちくぜん総本店」の関連店舗のようです。

「焼とりや ちくぜん」は約30年前、時代の流れとともに焼き鳥の“名店”が減っていく街全体を見て、「少しでも街の明かりを灯し続けたい」という思いで、女性2名で起業したのが始まりとのこと。「さくら食堂」も女性のやきとり職人の方が腕をふるわれていました。
こちらでは店内飲食のほか、テイクアウトも可能です。

お店の外観は明るめのグレーカラーが印象的。2020年の温泉街リニューアルの“温泉街全体をひとつながりの空間としてとらえる”というコンセプトから、このカラーが使われている施設が他にも見られました。

店内にはお座敷席・テーブル席・カウンター席があります。今回は焼き台も見えるカウンターに案内していただきました。昼飲みもできるお店なので、まずは瓶ビールをいただきながら、焼き鳥を待ちます。

「砂ずり」(150円)
1本目にやってきたのは砂ずり。弾力があって、お肉の味がしっかり粗めの塩が旨みを引き立ててくれています。「150円は安すぎるのでは…?」と感じてしまうほど、満足度の高い1本です。

「せせり」(150円)
妻が大好きなせせり。余計な脂が落ち、旨みの要素のみが残った鶏の脂が口の中に広がります。ぎゅうぎゅうに串に刺されたせせりとビールで昼間から幸せな気持ちになれます。

「もも」(160円)「ささみ」(150円)
ももはしっかり弾力があり、味が濃い!間に刺してある玉ねぎの甘みとのバランスが最高で、考えられて配置されていることがよくわかります。
ささみは今まで食べた焼き鳥のささみの中でも、ずば抜けてしっとりした食感。本来淡白な部位ですが、こちらもしっかり鶏の旨みを感じられます。

「ながとりめん」(620円)
pegu夫婦が一番お気に入りだったのは、このながとりめん。少し濃いめで鶏出汁がきいたスープ太めの麺がよく合います。トッピングの鶏チャーシューはしっとり食感。こちらは味付けというよりは、鶏本来の味がしっかり感じられるチャーシューでした。

思わず「うまっ…」って声が出てしまう一品
pegu妻
pegu妻

焼き鳥もながとりめんも作り手のこだわりが詰まっていることがよくわかる、シンプルながらもしみじみおいしい料理ばかりでした。

お昼は単品だけでなく定食メニューもありました。メインが焼き鳥以外の定食を注文し、追加で単品の焼き鳥を頼んでいる方もいるようでした。

pegu夫
pegu夫

ランチタイムも定食のみの提供ではなく一品ずつ頼めるのは、お酒好きとしてはありがたかったです!お酒を飲まない方も、もちろん満足できるはずですので、お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください!

▶︎さくら食堂

住所山口県長門市深川湯本1272−6
TEL0837-25-3660
営業時間11:00~14:30(LO14:00)/17:00~22:00(LO21:30)
定休日木曜日
Instagramhttps://www.instagram.com/_sakurashokudou_/
Google MAPhttps://maps.app.goo.gl/hD3ZCMa6FmwWG9xB9

瓦そば 柳家

長門湯本最終日、お宿のチェックアウト後にランチで伺ったのは「瓦そば 柳家」

こちらは山口のご当地グルメ「瓦そば」が食べられるお店で、熱々の瓦に乗せて提供されます。大学時代4年間山口に住んでいた妻ですが、お店で本格的な瓦そばを食べるのは初めて!

「柳家」は築70年を越える古民家複合施設「だいご長屋」の一階にあり、とても趣のある外観です。こちらの建物の2階では、日中はおいしいケーキやセンスの良い雑貨が提供されている「cafe and shop Tre」、夜はムーディーなオーセンティックバー「THE BAR NAGATO」が営業しています。

お店は11時開店。20分ほど前にお店に着くと、pegu夫婦以外にも開店を待っている方が数組いらっしゃいました。この日は月曜日だったので、開店後すぐに通していただけましたが、土日のお昼時は待ち時間が出てしまうよう。その場合は、温泉街の散策しながら待つのが良さそうです。

pegu夫
pegu夫

電話での予約等は受けておらず、来店して名前を書いて待つシステムとなっています。

店内は土壁木の柱が特徴的なレトロな空間。どこか温かみを感じる店内にテーブル席が6席ほど設けられていました。

妻は「かわらそば1人前」(1,386円)、夫は「わかめむすびセット」(1,716円)を注文。番号札をもらい席で待っていると、段々香ばしいにおいがしてきます。調理場から漏れる煙にも、なんだか風情を感じてしまいまいます。

注文してから5〜6分ほどで瓦そばがやってきました。茶そばの上に錦糸卵と甘辛く煮た牛肉、薬味のネギ・レモン・もみじおろしが乗っています。これぞ!と言ったビジュアルで思わず写真におさめたくなってしまいます。(2人前を1つの瓦に乗せて提供されます。)

まずは薬味を使わず、そのまま甘口のつゆにつけていただき、途中でレモンもみじおろしで味変するのがおすすめとのこと。つゆが足りない場合はおかわりがいただけるようです。

pegu妻
pegu妻

熱々の瓦のおかげで、パリパリになった麺がとってもおいしい!唯一の難点は、瓦がカーブしているため、食べている内に上に乗っているネギが転がっていってしまうことでした…笑

「わかめむすびセット」は山口の定番ふりかけ、萩・井上の「しそわかめ」をたっぷりまぶしたおむすびが2個ついています。1個ずつシェアしていただきました。

pegu夫
pegu夫

この「しそわかめ」がシンプルな見た目に反してとってもおいしい!お土産にも喜ばれそうな一品です。

店内飲食以外にテイクアウトメニューもあるので、温泉街の散策をしながらいただくのも良さそうです。

pegu妻
pegu妻

念願の瓦そばは見た目だけでなく、味もとってもおいしかったです。お店の方も丁寧な接客をされていて、とても雰囲気の良いお店でした!

▶︎かわらそば 柳家

住所山口県長門市深川湯本1325―1
電話080-9185-3070
営業時間11:00〜19:00(LO18:30)
定休日火曜日・第3水曜日
席数店内13席、テラス席8席
ホームページhttps://kawarasoba.co.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/yanagiya.yumoto/

街歩きが楽しい「長門湯本温泉」で食を楽しもう

どちらのお店も人気店なのが納得のおいしさで、大満足でした!

pegu夫
pegu夫

いわゆる「観光グルメ」ではなく、こだわりを持っておいしいものを提供されていることが伝わる、どこにあっても通いたくなるような、そんなお店だと感じました。

また“温泉街全体をひとつながりの空間”として捉えた街づくりがされていることで、街全体に統一感がありゆったりと落ち着いた雰囲気ながら、思わず写真で切り取りたくなるような場所がたくさんあるのも、温泉街散策をより楽しいものにしてくれていました。

何より人が多すぎず、かつコンパクトな温泉街のため、街歩きをしても疲れないのもうれしいポイントでした。

リニューアル前からこの温泉街にあったであろう自然の風景や年数を重ねた建物の美しさと、新しいものの融合が見事で、何度も足を運びたくなるような場所でした。

温泉街にあるポスト「さくら食堂」の外観と同じグレーのカラーです
pegu妻
pegu妻

温泉街のお宿に宿泊しない場合でも、ランチスポットドライブ旅の目的地としてもおすすめです!
長門湯本温泉にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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