【宿泊記】界 長門[2/3]|大人のごほうび旅にぴったり!温泉・館内施設レビュー

旅行

pegu夫婦 妻です!
2023年8月に山口県長門湯本にある「界 長門」に宿泊してきました。

界(かい)は星野リゾートが運営する「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」。2020年3月開業の「界 長門」は、江戸時代に毛利藩の湯治場として栄えた歴史から、“藩主の御茶屋屋敷”を宿づくりのテーマとしています。

pegu妻
pegu妻

2人とも星野リゾートのお宿に泊まるのは初めて。
客室以外にもご当地のものを楽しんだり、日々の疲れを癒せる空間がたくさんあって、

この記事では、「温泉(大浴場)・湯上がり処」「館内施設・アクティビティ」、お宿併設の「あけぼのカフェ」についてご紹介します。

この記事でわかること
  • 温泉(大浴場)と「湯上がり処」について
  • 館内施設、体験できるアクティビティ
  • お宿併設の「あけぼのカフェ」

温泉

「界 長門」がある長門湯本温泉は、山口県最古の温泉として伝えられています。

長門湯本温泉は、今からおよそ600年前(西暦1427年/応永34年/室町時代)、大寧寺の定庵禅師が住吉大明神からのおつげによって発見されたと伝わる、山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉として知られています。江戸時代には、藩主も度々、湯治に訪れた貴重な温泉は、明治から昭和にかけて、全国から多くの方が訪れていました。

長門湯本温泉 公式観光サイト

源泉の温度は39度ほど。「界 長門」では、大浴場のぬる湯の浴槽で源泉かけ流しを楽しめます。加温したあつ湯に浸かった後、ぬる湯でじんわりと身体を温める入浴方法がおすすめとのことです。

大浴場

大浴場は宿泊棟とは別の建物にあるため、屋根付きの廊下を通って向かいます。

大浴場棟に入ると、廊下には「界のうるはし 現代湯治」温泉の泉質メカニズム各地の「界」の温泉の泉質などが書かれたボード)が数枚掲示されています。

pegu妻
pegu妻

こういった図があると、各施設の温泉の泉質でも次の宿泊先を検討することができて、さらに楽しみが広がりますね!

大浴場ではあつ湯・ぬる湯の2種類の内湯露天風呂が楽しめます。奥が女湯、手前が男湯となっており、入れ替えはありません。

泉質はアルカリ性単純温泉でとろりとしたお湯。肌あたりがやわらかなお湯で「美肌の湯」ともよばれています。

(画像引用:「界 長門」公式サイト

脱衣所の棚には着替えを入れるかごが用意されており、貴重品は小さい鍵付きのロッカーに入れるようになっています。
タオル、シャンプー・ボディーソープ・化粧水などのアメニティ類はすべて用意されているため、温泉に入る際は、着替えのみ持参して向かえば問題ありません。

ウォーターサーバーもあるため、水分補給もできて安心。また女湯のみダイソンのドライヤーが置いてありました!

◼︎大浴場の設備/利用時間

アメニティタオル(バスタオル・ボディタオル)
クレンジング
洗顔フォーム
ボディソープ
シャンプー、コンディショナー
化粧水、乳液
ボディローション
ハンドソープ
くし
コットン
綿棒
ヘアゴム
ティッシュペーパー
設備鍵付きロッカー
ウォーターサーバー
ドライヤー(女湯のみダイソン製)
草履用のタグ
利用可能時間15:00 ~ 25:00 / 5:00 ~ 11:00
pegu夫
pegu夫

朝早くから利用できるのはありがたい!
夫は宿泊中何度も温泉に入りたいタイプなので、人の少ない朝の大浴場も堪能しました。

八千代酒造 ROOMが飲める?!「湯上がり処」

温泉に浸かったあとは「湯上がり処」でひと休み。大浴場を出た目の前には、温泉街の景色を楽しめるピクチャーウィンドウ大きめのソファー席が3つ設けられており、こちらでゆっくりくつろぐことができます。

温泉街と川を眺められる大きな窓があります

男湯と女湯の間のスペースには、冷たい飲み物アイスキャンディーが用意されています。
飲み物は山口県特産の「小野茶」「夏みかんジュース」!ここでもご当地のものがいただけます。ドリンクサーバーは温泉らしく桶を台座にしており、遊び心がありますね^^

アイスキャンディーは小ぶりのサイズでパイナップル・りんご・ぶどう・キウイの4種類が用意されていました。

冷たいドリンクが湯上りの身体にしみます

さらにドリンクの横には、山口県萩市の「八千代酒造」の日本酒「ROOM 純米吟醸」も用意されており、なんとこちらも無料で飲むことができちゃうんです!


\ ばーん! /

なんて太っ腹〜〜!
pegu夫
pegu夫

日本酒好きのpegu夫婦は、この湯上がり処をとっても楽しみにしていました!
温泉で癒されたあと、最高のロケーションでお酒もいただけて、リラックスできないはずがない…!

大きな窓からはゆったりとした時間が流れる温泉街の景色を眺めることができます。日本酒を片手にソファーに腰掛けていると、体が身体がとろけていくよう…(˘ω˘)スヤァ

今回は19時台に利用しましたが、夕食時間の後半枠19:30〜に重なっていたためか、「ソファーに座れない!」ということはありませんでした。(大浴場の利用中も入れ違いで数組と重なる程度で、比較的空いていました。)

◼︎湯上がり処営業時間

営業時間15:00〜25:00 / 5:00~11:00
「ROOM 純米吟醸」提供時間15:00〜25:00

館内施設・アクティビティ

館内には界ならではの体験や施設も用意されています。

ご当地楽「大人の墨あそび」

「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しめるよう、統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が用意されています。

「界 長門」では「大人の墨あそび」というご当地楽が開催されます。
山口県の伝統工芸である赤間硯で墨をすり、扇子型の和紙に絵や文字を綴る体験をすることができるようです。

(画像引用:「界 長門」公式サイト

予約制所要時間は30分ほど。(16:30〜20:00の間で開催)当日先着順となっており、事前予約はできません。

参加する場合は、希望する開催時間が書かれた木札を取り、時間になったらご当地楽スペースに向かいます。予約札の設置場所はご当地楽スペース横。フロントロビーのある本館1階にあります。(札がなくなった時点で受付終了)

pegu妻
pegu妻

今回は他のスケジュールを考えて参加しませんでしたが、こういったアクティビティがあることで、さらにご当地の魅力を感じることができますね!

大人の癒し空間「トラベルライブラリー」

「界」には旅にまつわる本やコーヒー・紅茶が用意してあるトラベルライブラリーが設けてあります。本棚には地元工芸品を含む調度品も数多く置かれており、落ち着いた大人の空間といった雰囲気。

中央の机にはコンセントもあるため、ワークスペースとしての利用も可能です。

外に面した部分は鏡張りになっており、中庭を眺めながら過ごすことができます。

中庭には丸いかわいらしい形のベンチもあり、お天気が良い日はここでゆっくりくつろぐこともできそうです。

日が落ちた後、ライトアップされた中庭と少し照明を落としたトラベルライブラリーの雰囲気もすてきでした。

飲み物類はウォーターサーバーコーヒーメーカー紅茶(ダージリン)・カモミールティーのティーバッグが用意されていました。トラベルライブラリー内でいただく以外にも、お部屋に持ち帰ったり、温泉街散歩のお供にしたりできるよう、テイクアウト用の容器も置いてあります。

また、山口県のご当地菓子「鶏卵せんべい」も用意してありました。

お茶を飲みながらいただきました

トラベルライブラリーは24時間利用可能。客室にあるお水がなくなった場合は、こちらにあるウォーターサーバーで補充することができます。

また長門湯本温泉は「そぞろ歩きが楽しめる温泉街」をテーマとしていることもあり、夜の温泉街散策で利用できる提灯“燈(Akari)”が置いてありました。

\ ずらり! /

暗くなるとスタッフの方が明かりを灯してくださいます

せっかくなので、夕食の後にお借りして「夜のそぞろ歩き」を楽しむことに。ライトアップされた長屋門も良い雰囲気です。

夜の温泉街は街全体がライトアップされており、昼間とはまた違った表情を楽しめます。

一部のお店は夜も営業していますが、この時間は食べ歩きよりも温泉街の風景空気を楽しむ散策になりそうです。

川の対岸から見る「界」の建物も存在感があってすてきでした。

pegu夫
pegu夫

明るい時間帯だけでなく、夜の温泉街を楽しめる仕掛けがあることで、より魅力を感じることができました。宿泊の際は、ぜひ夜のお散歩も楽しんでいただきたいです!

宿泊客以外も利用可!「あけぼのカフェ」

温泉街の出入り口となる長屋門の横には、どら焼きとドリンクを提供している「あけぼのカフェ」があります。

こちらはテイクアウトのみのお店で、「界 長門」の宿泊客以外も利用することが可能です。
どら焼きは粒あん夏みかん、山口県オリジナル柑橘ゆずきちの全3種類。今回は夏みかん味をオーダーしました。温泉街での食べ歩きにも良さそうな一品です。

pegu妻
pegu妻

ふんわりとした生地と白あん、爽やかな甘みの夏みかんジャムがよく合う〜!

一緒に注文した夏みかんマーマレードティーもおいしくいただきました。(夫はオリジナルブレンドコーヒーを注文。)
宿をチェックアウトした後、帰路につく前にテイクアウトしたため、ドライブのお供にできたのもうれしいポイントでした。

◼︎「あけぼのカフェ」詳細

営業時間11:00~16:00
どら焼き粒あん
夏みかん
ゆずきち
ドリンクメニュー
(HOT/ICE)
オリジナルブレンドコーヒー
スペシャルラテ
夏みかんマーマレードティー
抹茶ラテ
※季節によりメニューが変更になる場合もあるようです

「界 長門」の概要(基本情報)

住所〒759-4103 山口県長門市深川湯本2229-1
TEL050-3134-8092 / 受付時間 9:30〜18:00
夜間・緊急連絡先0837-25-6770 / 受付時間18:00〜9:30
チェックイン/アウト15:00/12:00
インターネット環境無料Wi-Fiあり
ペット受け入れ可(1室限定)中型犬(20kg以下)2頭まで
駐車場あり(予約不要・無料)
EV充電24時間利用可(要予約
支払い方法[事前払い]各種クレジットカード、ペイディ
[現地払い]現金、各種クレジットカード
自動販売機なし
コインランドリーなし
スパ・マッサージあり(16:00~24:30 / 最終受付23:30)
喫煙全館禁煙(喫煙所あり)
備品・アメニティ
(客室にあるもの)
・電気ケトル、茶器、ミニバー
・作務衣(子ども用|90-110cm, 110-130cm)、足袋ソックス
・風呂敷
・和漢生薬成分を用いたアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、
 クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローション、ハンドソープ)
・歯磨きセット/綿棒・コットン・ヘアゴム/髭剃り/ブラシ
・タオル
・ドライヤー
・テレビ、冷蔵庫、加湿空気清浄機
・金庫
備品(要予約)車椅子
ベビー用備品セット(哺乳瓶消毒器・ベビーソープ・タオル(※)・おむつ用ゴミ箱(※))
(※)公式サイトでの予約の場合、「3歳以下」の宿泊者を登録した場合は客室に準備あり(申し込み不要)
公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato
よくあるご質問https://hoshinoresorts.com/ja/sp/faq

「界 長門」で心休まるひとときを満喫しよう

良かった点
  • 温泉街の景色を楽しみながら日本酒がいただける「湯上がり処」
  • 夜の温泉街散策を盛り上げる仕掛け “燈(Akari)”
  • 温泉街散策やドライブのお供に「あけぼのカフェ」のどら焼きとドリンクメニュー

「界 長門」“藩主の御茶屋屋敷”を宿づくりのテーマにしていることもあってか、疲れた身体を休めつつ、温泉と温泉街を存分に楽しめる仕掛けがたくさん用意されているお宿でした!

pegu妻
pegu妻

観光客が多すぎず、ゆったりした時間が流れる長門湯本温泉の雰囲気とも相まって、心休まるひとときを満喫できました。

pegu夫
pegu夫

ぜひ自分をいたわる“大人のごほうび旅”に「界 長門」を選んでみてはいかがでしょうか?


コメント

タイトルとURLをコピーしました