pegu夫婦 妻です!
今回は佐賀県にある「嬉野 八十八(やどや)」に宿泊してきました!

お茶と温泉の町、嬉野のお宿!
リラックスして過ごせる館内と、とにかくお茶を愉しみ尽くすことができる、おもてなしが最高なお宿でした〜!
\ こんな方におすすめ! /
・お宿の中でゆっくり過ごせる旅館をお探しの方
・お茶を満喫!嬉野温泉への旅行を検討されている方
・カップル(夫婦)や家族連れ、3世代旅行など幅広い年齢の方が楽しめるお宿をお探しの方
基本情報・アクセス
基本情報
「嬉野 八十八(やどや)」はJR九州が手掛ける、2023年10月にオープンした全室100%源泉かけ流し温泉付きのお宿です。
温泉や嬉野茶はもちろん、「八十八」という名前にちなんで、お宿から88㎞圏内の食・工芸・風土を楽しめる湯宿となっています。

JR九州が手掛けるお宿は、以前大分県日田市にある「うめひびき」に宿泊しました!
今回の「嬉野 八十八」も楽しみ〜!
住所 | 〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙2400-30 |
TEL | 0954-20-2188 ※電話受付時間 10:00~17:00(水曜日除く) |
チェックイン | 15:00〜 |
チェックアウト | 〜11:00 ※プランによって変更になる場合があります |
公式サイト | https://www.ureshino88.jp |
アクセス
アクセスは、高速嬉野ICから車で約7分。
電車の場合、最寄り駅は「嬉野温泉駅」で、お宿までは車で約7分です。
嬉野温泉駅から嬉野八十八までは送迎車の利用が可能です。(前日までに要予約/TEL.0954-20-2188)
<送迎バス運行時間>
迎え時間:14:30、15:20、16:20 嬉野温泉駅発→宿
送り時間:9:40、10:40、11:10 宿発→嬉野温泉駅
(※参考)嬉野 八十八HP https://www.ureshino88.jp/access
長崎方面からのバスの場合は、JR九州バス利用で「彼杵本町」乗車→「嬉野バスセンター」降車となっています。(お宿までは徒歩約3分)
チェックイン
お宿に到着!外観はこんな感じ↓
\ どーん! /

外壁のカラーと深めの緑の暖簾が、落ち着いた大人の雰囲気です

館内に入ったら入り口で靴を脱ぎ、フロントからは裸足で過ごせるようになっています。

床暖房がついててあったかい!
外が寒かったから身体がほぐれていく〜〜
まずはラウンジ・ワークルームとしても利用できる「茶の間」に通していただき、嬉野茶を出していただきました。

チェックインはお部屋で行いました。
館内と宿泊するお部屋の説明をしていただき、夕食・翌日の朝食の時間を選びます。
(夕食は18:00〜と19:30〜/朝食は8:00〜と9:00〜から選ぶことができます。)
客室
今回宿泊したのは母屋にある「ジュニアデラックス」という一番コンパクトなお部屋。
「嬉野 八十八」は別邸に12室、母屋24室の客室を設けており、別邸はプライベートサウナがついた客室や、ワンちゃんと一緒に宿泊できる客室があったりと、さらに豪華なお部屋になっているようです。
お部屋紹介
今回宿泊するのは310号室「べにふうき」


お部屋の名前はお茶の名前になっているようでした!
玄関からリビングに入ると、右側が小上がりになっておりベッドとソファーがあります。


お茶感のある緑が散りばめられたインテリアが落ち着く〜
木がたくさん使われていてやわらかい雰囲気です
ベッド周りにはコンセントとUSBポートも完備。アレクサ対応の時計もありました。

ベッドの向かい側には、流し台・冷蔵庫(+ワインクーラーも!)・テレビ・造り付けの机と鏡があります。



冷蔵庫の中の飲み物は全て無料!
ビール・ゆずスパークリング(アルコール)・みかんジュース・お水が入っていました。

お部屋でのチェックインの際、係の方が「飲みきれなかったものはお持ち帰りください」とおっしゃっていました(ありがたや)(そうさせていただく)
流し台の横には温度調整可能なケトルと、冷蔵庫に入っているものとは別に常温のお水も置いてあります。

雲の形のうつわの中には、ウェルカムスイーツの「唐芋の和グラッセ」が入っていました。(売店でも購入できます。)

また3種類のお茶(玉緑茶・ほうじ茶・玄米緑茶)も用意されていました。


缶にはそれぞれのお茶を淹れる際のお湯の温度と蒸らす時間が載っていました
お茶を最高の状態で飲んでほしいという気持ちが伝わってくる…!
お茶の横のボトルは、館内に数ヶ所設置されている「本日のお茶」を注いでお部屋などでいただく用とのこと。
これまたボトル自体も持ち帰って良いとのことでした!
テレビでは館内施設の案内や、大浴場の混雑状況も確認できます。

混雑を避けて温泉に入れるのはありがたい〜〜
またおいしいお茶の入れ方の動画なども見ることができました。
地上波の他に、YouTube・Netflix・U-NEXT・hulu・Disney+なども見ることができます。
温泉・水まわり
玄関から向かって左側の扉を開けると、洗面台と温泉があります。

化粧水やドライヤー(ダイソンのもの)、拡大鏡も置いてあります。

化粧水は嬉野温泉を使った「CHOOSE」というブランドのものと、メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」のものが置いてありました。

メンズの化粧水が置いてあるお宿は初めて!
男性もスキンケアをされる方が増えているし、お宿側の配慮が見えます
下の引き出しには歯ブラシなどのアメニティと、

たくさんのタオル(写真には写っていませんが2段分!)があります。
大浴場にはタオルが備え付けられているので、お部屋から持っていく必要はないとのことでした。

そして、奥の扉を開けるといよいよ温泉!
\ じゃーん! /


コンパクトなサイズがプライベート感があって良い〜!
時間を忘れてゆっくり浸かれちゃいます
お部屋で源泉かけ流しの温泉を楽しめるのはぜいたく!
泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」でとろりとした滑らかなお湯です。

トイレはこんな感じ。中に流し台もついていて広々しています。


開業して1年ちょっと(※2024年12月現在)なのもあり、めちゃくちゃきれい!
温かみと高級感が同居していて、バランスが良い…
館内施設
夕食までの時間、館内の散策をすることに。
せっかくなのでお部屋に置いてあるボトルを持参して、館内数カ所に設置してある「本日のお茶」を注ぎに行きます!


お部屋でも館内でもいろんなお茶飲み放題…さいこう…
外に設けられている「湯煙茶屋 温」には飲泉と蒸し菓子(ほうじ茶カステラ)も用意されていました。

この日は気温が低く、風も強かったので室内でいただきました。




館内にはソファーや椅子など、ゆっくりできるスペースが複数設けてありました!
寒さ対策のブランケットが用意されていたりと、配慮が行き届いてる…!
嬉野茶を楽しむ
今回は体験しませんでしたが、1F「嬉野茶会 十徳」にて「ティーセレモニー」というアクティビティも行われています。

「嬉野 八十八」には専属茶師の方がいらっしゃるとのこと。(!)
「ティーセレモニー」では茶の文化や歴史、茶の淹れ方や味わい方、お菓子の選び方など、「茶」の美しさを体験できるようです。

予約制で営業時間は15:00〜18:00(所要時間は30分程)
料金は一人3,300円(税込)です。(オールインクルーシブプランの場合は無料)

館内の散歩中、行われている様子がチラッと見えましたが、みなさん係の方と会話をしながら楽しまれていて、まさに「大人の嗜み」といった雰囲気でした!
また、夜は別邸1Fに「茶バー 茶壺」がオープン。

こちらでは母屋と別邸の間に設けられた水庭を眺めながら、様々な種類の嬉野茶とお茶カクテルが楽しめます。

「レモン茶(ちゃ)ワー」や「茶摘(ちゃづみ)モーニ」などユニークな名前のお茶カクテル、ウイスキーやバーボンなどのドリンクメニューが用意されているようです!
営業時間は20:00〜24:00(L.O. 23:30)
今回はお部屋で晩酌を楽しんだためお邪魔しませんでしたが、夕食後にこちらでゆっくりお酒を楽しむのも良さそうです。
大浴場
「嬉野 八十八」は全室温泉付きですが、大浴場も完備してあります。
大浴場では露天風呂と2種類のサウナ(+水風呂)を楽しめます。(室内風呂はありません)

サウナはお茶の香りが楽しめる「ミストサウナ」と「ドライサウナ」
茶アロマのミストサウナは約80℃のロウリュウサウナとなっています。
オートロウリュウにより、発汗作用を高め新陳代謝やデトックス効果が期待できるようです。

茶香炉のドライサウナは約90℃の室内。ほのかなお茶の香りを感じながら、ゆっくりとリラックスできます。


訪れたのが12月のかなり寒い日だったのもあり、夕方ごろに利用した際は、人の出入りで扉が開くとサウナ内が一気に冷えてしまう状態でした…
露天内には「ととのい処」としてベンチでくつろげるスペースも設けてあります。

また露天風呂やサウナを楽しみながら食べられる、佐賀県小城市にある「竹下製菓」の「ブラックモンブラン」などのアイスも置いてあります。


アイスは暖かい時期の方が楽しめそうね…!
全ての部屋に温泉が温泉が付いているため、大浴場が混むことはあまりなさそうですが、客室のテレビで混雑状況を確認することができるので安心です。
その他施設
その他の館内施設もご紹介します!
ラウンジ・ワークルーム「茶の間 春夏秋冬」

チェックインの際、お部屋に案内していただく前に通していただいた場所で、4つのスペースに分かれておりそれぞれ「春・夏・秋・冬」の名前がついています。

壁には季節の草花があしらわれています。
ライトは88㎞圏内にある“長崎のランタン”っぽい!
宿泊客は自由に利用することができ、「本日のお茶」を飲みながらくつろいでいる方もいらっしゃいました。
それぞれのスペースにはテレビやコンセントも付いており、ワークスペースとしても利用できるそうです。
売店「茶話(さわ)」

1Fには売店も設置されています。
こちらでは嬉野八十八オリジナルグッズやお茶、お菓子、お酒などを購入することができます。

お部屋にある消臭ミストや館内着、夕食で使われている箸置きやお盆・酒器など、とにかくいろんなものがここで購入できます(!)
まじでお家をお宿仕様にするのも夢じゃないラインナップ…(すごすぎ)

もちろん、お部屋に置いてあるお茶やウェルカムスイーツもここで買うことができるので、気に入ったものをお土産にできるのもうれしい!
ブックライブラリー「八十八三服」

売店の横にはブックライブラリーが設けてあります。
ここには嬉野を中心とした88㎞圏内にまつわる本が置かれているとのこと。
お茶や温泉、器、歴史、観光、地域にゆかりのある人々などがテーマとなっており、宿泊中は自由に読むことができます。


妻はここに置いてあった「365日にっぽんのいろ図鑑」という本をとっても気に入り…
これは家にも欲しい!と、気づいたらAmazonでポチっていました(お茶カラーのお部屋で読むの最高でした)(緑も100色あんねん)
キッズルーム・子供茶室「お茶の子さいさい」

親子で一緒にくつろげるキッズルームも完備!
奥には「こども茶室」として、小上がりになっている畳のスペースもあるようです。

館内散歩中も、ハンギングチェアに座って楽しんでいる子どもの声が聞こえていました
こういう場所があると退屈しなくて良いですね!
まとめ
茶とかけ流しの湯宿「嬉野八十八」、ゆったり過ごせる良いお宿でした!

妻的には館内を裸足で過ごせるところがとっても良かったです!
床は板張りだけでなく、畳になっているところもたくさんあって、より解放感+安心感がありました。

もちろん床暖房が付いていて暖かく、冬でも快適でした!
客層を見ていると、カップルやお友達数人での大人女子旅はもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒の家族旅行(子ども連れ)で訪れている方もいらっしゃいました。

大人向けのアクティビティやバーなどもありながら、年齢関係なく親しみのある「お茶」というコンセプトで、幅広くどの年代の方でも楽しめるお宿でした!

「とにかくお宿でゆったり過ごしたい!」
そんな旅行を検討されている方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
いただいたお食事については、こちらの記事をご覧ください↓
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