pegu夫婦 妻です!
今回は星野リゾートが展開する温泉宿「界 阿蘇」でいただいたお食事についてご紹介します!

夕食は土地の食材を存分に活かした落ち着いた大人の会席料理、朝食はご当地料理が楽しめる、上質だけどどこかほっとする和食膳で、1年の疲れを癒してくれる最高なお食事でした〜!
\ こんな方におすすめ! /
・地元食材を存分に楽しめるお食事を提供するお宿をお探しの方
・景色を楽しみながらお食事がいただけるお宿をお探しの方
・「界」ファンだけど、「界 阿蘇」にはまだ行ったことがない!という方
客室や館内施設については、こちらの記事をご覧ください↓
食事会場
食事会場は、夕食・朝食ともにフロントのある母屋の2階にあります。
大きな窓が設けられ、阿蘇の山々を一望でき、とても解放感のあるお食事処となっています。

上の写真のような窓沿いのテーブル席の他に、小上がりになっている畳張りの半個室もありました。
またテーブル席と小上がり席の間はバーカウンターのようになっており、注文したアルコールメニューなどはこちらで作られていました。


館内や客室の雰囲気と同様、食事会場もかなり大人な空間になっています
夕食
夕食はチェックインの際に17:30〜または19:30〜から選ぶことができます。(事前に予約しておくことも可能です。)
また食事の内容は「季節の会席」とアップグレードメニューの「特別会席 阿蘇の旬会席」から選ぶことができます。(予約時に選択)
今回は特別会席をいただきました!

17:30〜の時間を選択しましたが、ちょうど日が落ちてくる時間と重なり、なんとも美しい景色…

今回の献立はこちら↓

まずはビールで乾杯〜〜!


バーカウンターでビールが注がれているのが見えると、よりわくわくを掻き立てられちゃう…
先付け「山うに豆腐のムース からし蓮根と馬肉のタルタル仕立て」
まずはご当地先付け2品からいただきます!


山うに豆腐とは豆腐の味噌漬けのことだそう。
熊本県産のトマトの酸味ととってもよく合います!

肉の味が濃い馬肉とからし蓮根も良い組み合わせ〜!
一見地味な料理だけど、これはお酒が進むやつですぞ…
「界」といえば、各施設で異なる料理が味わえる「ご当地先付け」も楽しみのひとつ!
献立の裏にある「ご当地先付けのご紹介」を眺めていると、次はどこに泊まろうかと考えたくなってしまいます。

小鉢「伊勢海老と彩り野菜の海老餡かけ」

海老、ぷりっぷり…!!!
あんかけにも海老の出汁が使われていて、口の中いっぱいに香りと味が広がります
「お造り取り合わせ」
今回はタイ・カンパチ・車海老、そして熊本名物馬刺しでした!

お刺身の海老もおいしい〜〜!ぷりぷりで甘いお味です
馬刺しになめたけ入りのごま油をつけていただくのは初めて!ガツンと味の濃い馬刺しによく合います
煮物椀「蟹のひろうす 菊花 三つ葉」
やさしいお出汁がうれしい椀もの。カニの身がたっぷり乗っているひろうすは、何となく年末感があります

揚げ物「車海老東寺揚げ 季節野菜」

サックサクの衣に、ぷりぷりの海老…!!!
え…熊本の海老ってこんなにおいしかったんだ…
熊本は県南の不知火海を中心に漁場が豊富だそうで、お造りでいただいた「車海老」は県の魚に指定されており(!)、「伊勢海老」は天草の方で豊富に漁獲されているそうです。
(参考:熊本県公式観光サイト)

どうりで、どれもこれもおいしいはずだ…!

日本酒も進んじゃいますなあ…


台の物「牛フィレ肉の溶岩ステーキ」

いよいよメイン!こちらはなんと、係の方が目の前で調理してくださいます。

お肉が焼かれている間、薬味のわさびをすりながら待ちます

表面を焼いたら、付け合わせのほうれん草で蒸し焼きにして…

\ 完成〜〜! /


お肉やわらか〜〜!!
ぎゅっと味が濃くて、わさびだけでも充分おいしい…!!
わさびの他に、醤油・カボス・柚子胡椒・からし・塩が用意されていました。


食事「鮑と切り昆布の土鍋ご飯 留椀 香の物」
ご飯ものは、豪華な鮑の混ぜご飯!昆布も一緒に炊かれていることで、旨みがぎっしり詰まっています




牛フィレ肉の濃厚な味と、旨味たっぷりながらもさらりと食べられちゃうご飯のバランスが最高だ…
食べきれなかった分は折り詰めにしていただき、お部屋で晩酌しながらいただきました。
甘味「界 阿蘇特製 ヨーグルトムース トマトジュレ添え」

最後はデザート!味がぎゅっと凝縮されたトマトジュレでいただくムースは、なんとも大人の味です

ヨーグルトムースもとっても濃厚で、レアチーズケーキを食べているようでした!
先付けからデザートまで大満足〜〜!

今まで訪れた「界」の中でも一二を争うおいしさだったのでは…?!(異論は認める)
夜のふるまい
夕食後は会場を出たところに、「夜のふるまい」として天然水や熊本のお酒、おつまみが用意されていました。
馬肉ジャーキーとごぼうかりんとう

天然水の飲み比べと熊本の酒蔵が手がける焼酎


夕食後にもこんなサービスが?!至れり尽くせりすぎる…

普段焼酎は飲まないけど、熊本出身の友人の影響で「鳥飼」は大好き!
馬肉ジャーキーと合わせていただいちゃおう〜
朝食
朝食は7:30〜9:30の間で30分毎で選ぶことができます。
この日はあいにく曇り空でしたが、夕食と同様、大きな窓から景色を眺めつつ清々しい気持ちで朝食をいただくことができます。
献立はこちら↓

テーブルに置かれているお鍋の中には、熊本県の特産品「南関揚げ」を使った「南関汁」が入っています。
お好みで赤柚子胡椒を入れてお召し上がりください、とのこと。

席に着くと同時に火をつけていただくので、御膳やご飯が運ばれてくる間に段々と温まって、ちょうど良い温度でいただくことができます。
お揚げは大きくてとってもジューシー!



曇りであまり景色が見れないからと、晴れの日の景色をおさめた写真を持ってきてくださいました!
配慮がすごいのよ…(この写真はお持ち帰りできました)
御膳はこんな感じでした

御膳には、一文字(ひともじ)と呼ばれる青ネギを巻いて、酢味噌で味わう熊本の郷土料理「一文字ぐるぐる」や辛子蓮根、香の物の高菜漬けが盛られています。
また左側の青い模様の器に入っている「平飼い玉子の温泉玉子」も絶品でした!
卵かけご飯にするのがおいしいとのことでしたので、さっそくご飯にON!


玉子の味が濃い〜〜!土鍋で炊いたご飯とベストマッチすぎる

派手さはないけど一品一品がとってもおいしくて、ご飯が進んじゃう…
結局こういうのが一番なんよな〜
甘味のふるまい
今回は12/30〜12/31で宿泊しましたが、年末年始(12/31〜1/2)限定で、朝食後の時間〜12:30まで甘味のふるまいが行われていました。
チェックアウトの時間(12:00)までお部屋でゆっくりし、帰る前にいただくことにしました。

熊本の郷土菓子「いきなり団子」
もちもちの生地の中にあんこと蒸したさつまいもが入った、ボリューミーなお菓子です。

飲み物は緑茶か甘酒ミルクがいただけました


ほっこりした甘さで落ち着く〜〜
最後の最後までおもてなしがすごい…食事も含めてめちゃくちゃ癒された〜〜!
まとめ
「界 阿蘇」のお食事はロケーションも含め、大人が楽しめる内容となっていました。

そこにある風景を楽しみながら、その土地のおいしいものをいただく…
これを贅沢と言わずに何というんだ!!

現代らしくアレンジしてあるところもあるけれど、昔の人もこうやって温泉宿での食事を楽しんだのかな〜と、何だか感慨深くなっちゃった…
朝・夕の「ふるまい」も含めて、1年の疲れを癒してくれるおもてなしがたくさんのお食事でした。
食事をしながら景色も楽しめる、落ち着いた大人なお宿をお探しの方は、参考にしていただけるとうれしいです!
客室や館内施設についての記事はこちら↓
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