【大分・別府】界 別府|海流に育まれた魚介と竹細工をあしらった会席料理[食事レビュー]

旅行

pegu夫婦 妻です!

大分県別府市にある、星野リゾートの温泉宿「界 別府」に宿泊してきました!

界(かい)は「王道なのに、新しい。」をコンセプトとするご当地の魅力に出会える温泉旅館」として、全国に21施設展開されています。(※2025年2月現在)
「界 別府」2021年7月に開業。全室オーシャンビューの客室からは、別府湾の景色を楽しむことができます。

pegu妻
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夕食はスタンダードメニューの「季節の会席」をいただきました。
ご当地の魅力をぎゅっと詰め込んだ創作料理趣向を凝らした盛り付けで、味はもちろん目にも楽しいお食事でした!


この記事では滞在いただいた夕食・朝食の内容についてご紹介します!

pegu夫婦の「ここが良かった!」
  • 新鮮な海の幸をふんだんに使った会席料理
  • ご当地の魅力が満載!趣向を凝らしたメニューユニークな盛り付け
  • 食事会場(までの道中も含め)・献立・盛り付け、全てをあわせた“お宿での食事体験”ができる

食事の時間について

食事の時間はチェックインの際に確認・選択を行います。
夕食は17:30〜 or 19:30〜、朝食は7:30〜9:30の間で選ぶことができます。

また、夕食時間は事前に予約することも可能。(合わせて夕食のアップグレードもできます。)
公式サイト「食事」ページの「夕食時間」または「夕食時間・夕食アップグレードの予約」のボタンから手続きができます。

食事会場

食事会場はフロントロビー・客室とは別棟にあります。食事の際はロビーを抜け一度外に出て、大浴場・食事処がある棟に移動します。

のれんがかかった扉を置けると、中は吹き抜けになっており、中央には大分県特産の竹を使った「竹とんぼのシャンデリア」が飾られていました。

pegu妻
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天井に設置されたライトと外から差し込む光が当たって、ガラスでできたシャンデリアみたいにキラキラしてる!

階段の壁にも、竹とんぼがたくさんあしらわれています。

食事会場がある1階に降りると、受付カウンターライトにも竹が使われていました。

会場に向かう道中に地元工芸品をふんだんに使ったユニークな装飾があることで、よりわくわくした気持ちになり、食事への期待感も高まります。

夕食「季節の会席」

食事の内容はスタンダードメニューの「季節の会席」と、アップグレードメニューの「特別会席」から選ぶことができます。
今回は「季節の会席」をいただきました。献立はこちら↓

先八寸「ご当地先付 河豚皮 くろめ 椎茸の和え物」八寸
まずは先付けと八寸が運ばれてきました。
「ご当地先付け」は、各施設でその土地を楽しめる一品を提供しており「界めぐり」の楽しみのひとつとなっています。「界 別府」は海の幸と山の幸をどちらも使った一品竹細工を使った器で提供されました。

くろめは粘り気の強い昆布に似た海藻とのこと。河豚皮の歯応えくろめのとろんとした食感、そこにうまみの強いしいたけが合わさりしみじみとおいしい。見た目は渋めで派手さはありませんが、お酒が進む一品です。

煮物椀「春山三彩真薯 花麩 茸 木の芽」
2品目は春らしい見た目の煮物椀。ふわふわの真薯の中にはたけのこが入っていました。添えられた花麩花びら茸も華やかさを引き立てています。
(食べかけの写真しかなく…お目汚しすみません。)

お造り「お造り取り合わせ」
続いてはお造り。湯桶竹のお皿に盛られており、温泉地・別府のご当地の魅力が詰まった一品に仕上がっています。皮目を炙ったお造りには竹筒に入っているかぼすを絞っていただきます!魚の甘みとかぼすの爽やかな風味が相性抜群でした。

揚げ物「鶏の最中射込み揚げ 甘鯛の桜花揚げ 野菜天麩羅」
お次は揚げ物。桜の塩漬けと鯛を春巻きの皮に包んだ「桜花揚げ」は春らしい見た目です。最中に具材を詰めて揚げた「射込み揚げ」は甘めのお味でやさしい味わいでした。

台の物「魚介と旬野菜の豊後鍋 かぼす麺」
メインは魚介の鍋料理ふぐ・伊勢海老が入った豪華なお鍋です。お皿に盛られている伊勢海老の殻を入れて沸騰させ、その後具材を入れていただきます。魚介の旨みが詰まったお出汁と新鮮な具材が合わさって絶品!

ボリュームがあるように見えますが、具材が魚介なので重たくなく、〆のかぼすまでペロッといただけちゃいました。

pegu妻
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どれもこれも日本酒に合う料理で、お酒も進んじゃいました。
日本酒は氷の入った桶に徳利を入れて持ってきてくださり、ここにも“温泉”っぽさを感じました。

“桶の中で横たわっている徳利”に見えてしょうがなかったです

甘味「界 別府特製 やせうまあんみつ」
デザートは大分の郷土料理やせうまを使ったあんみつです。
本来は練った小麦粉を平たくのばして茹でたものですが、こちらはカリッと揚げてきな粉をまぶしてありました。あんことバニラアイス、お好みで黒蜜もあわせていただきます。

pegu妻
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食事の量はお腹いっぱいになり過ぎず、ちょうど良い量に感じました!
17:30からの夕食後、フロントロビーで開催される「ドラマティック温泉街」地獄ラーメンをいただちゃうくらいのお腹の具合でした。

「夜のドラマティック温泉街」でいただける「地獄ラーメン」(と温泉玉子)

朝食(「地獄蒸し」をアレンジした和食膳)

翌朝の朝食時間は7:30〜9:30の間で選ぶことができます。
この日は、昨晩とは異なる外が見える半個室に通していただきました。竹細工のランプシェードが落ち着いた和の雰囲気を演出しています。

緑が目に入って、穏やかな気持ちになれます

朝食は別府名物「地獄蒸し」をアレンジした和食膳がいただけます。朝食の献立はこちら↓

席に通していただくと、テーブルにはせいろが用意されており、席に着くと火をつけてくださいました。

蒸籠蒸しができあがるまでの間、ごまだれの胡麻を擦りながら待ちます。火をつけてしばらくすると湯気が立ち上ってきて、固形燃料の火が消えたら完成とのことでした。
蓋を開けると、色鮮やかな具材がお目見え!蒸すことで味がぎゅっと凝縮され、朝から栄養満点の一品です。

蒸籠蒸し以外のメニューは御膳に盛られています。
「本日の焼き魚」の鯖はしっかり脂が乗っていてふっくらおいしい。左上の高台皿に盛られた「小松菜のお浸し」はシンプルながらも手の込んだ毎日でも食べたくなる一品です。大人になると、旅館で提供されるお浸し和え物が染みるようになりますよね…

ご飯のお供には、大分県特産の椎茸を使った「芥子椎茸」、界ブランドオリジナルの「こんぶ梅」が添えられています。

pegu夫
pegu夫

蒸籠蒸しにはたくさん具材が入っており、見た目よりしっかり満腹になる量でした。
その他のメニューもどれもおいしくてご飯が進む…朝から大満足でした!

「界 別府」で“ご当地の魅力を浴びる”ことができる食事体験を

「界 別府」のお食事は食事会場(までの道中も含めて)・献立・盛り付けのどこをとっても、ご当地の魅力をたくさん詰め込んだ内容になっていました。

pegu妻
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食事も“お宿での体験”のひとつとして、演出や工夫が施されているように感じました!

pegu夫
pegu夫

その土地にある食の豊かさ工芸品の美しさ街の賑わいのようなものを「これでもか!」と浴びられる、良い体験ができました!

竹のシャンデリアは下から見てもきれいでした

盛り付けや演出も含めて、「ここでしか味わえない食事」をいただけるお宿をお探しの方は、ぜひ参考にしていただけるとうれしいです!

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