【宿泊記】界 加賀[1/2]|客室・館内詳細レビュー!加賀の伝統文化を満喫する宿

旅行

非日常が味わえる“ちょっと良いお宿”を求めて旅をする30代夫婦、pegu夫婦です!

2025年3月に石川県加賀市にある「界 加賀」に宿泊してきました。

界(かい)は星野リゾートが運営する「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」。
2015年12月に前身の老舗旅館からリニューアルオープンした「界 加賀」は、加賀の伝統文化を満喫できるお宿です。

pegu妻
pegu妻

客室や館内には、九谷焼水引など加賀の伝統文化を感じられるものがたくさん!
その良さを活かした「界」らしいお宿作りが最高でした◎

この記事では、以下の内容についてご紹介します。

この記事でわかること
  • 露天風呂付き和室「紅殻の間」の詳細
  • 客室の備品・アメニティ
  • 館内施設、体験できるアクティビティ
  • 「界 加賀」へのアクセス
  • 「界 加賀」の周辺施設

※客室の写真等は2025年3月、お宿の情報については2025年4月時点(公式サイト調べ)のものです。

「界 加賀」の宿づくりのテーマ

「界 加賀」の前身は1624年創業の老舗旅館「白銀屋」。エントランスがある旧館とお茶室は約200年前に建てられた建物をそのまま使用しているそうです。

そんな「界 加賀」のテーマは「加賀の伝統を新たな感性でもてなす」
九谷焼水引加賀友禅など加賀の伝統工芸品がふんだんに使われた客室は、落ち着いた雰囲気ながらモダンなインテリアで“新しさ”も感じられます。

外観・フロント(チェックイン)

JR加賀温泉駅からバスで15分、バス停から徒歩5分ほどでお宿に到着しました。
山代温泉内にある「界 加賀」の外観はこちら↓

紅殻(べんがら)色を基調とした瓦屋根の建物は文政年間(1818〜30年)に建築された歴史ある建物だそう。(!)青空とのコントラストが美しい…

pegu夫
pegu夫

深みのあるカラーで、重厚感がすごい…
後ろに見える客室棟ともマッチしています!

お馴染みの「界」のマークがお出迎え。

入り口や玄関には、加賀藩・前田家の紋にちなんだ梅模様が使われています。紅殻(べんがら)色ともぴったりで、華やかな印象にしてくれています。

玄関で靴を脱いで中に入ると、畳の先にはスリッパが用意されていました。館内はこちらのスリッパで過ごせるようになっています。

館内で履くスリッパは(写真だと分かりずらいですが)丸で囲んだ部分が出っ張っており、土踏まずをグッと押し上げてくれて心地良い刺激感です。

フロントのカウンター前には加賀の伝統工芸「水引」を使った立派なオブジェ。

吹き抜けになっている天井に吊るされたたくさんの水引は、上から光に照らされていて圧巻…
天井は伝統な建築方法で造られており、金物を一切使わず、丸太のみを組んだ「枠の内(わくのうち)」という構造でできているそうです。

「界 加賀」のチェックイン時間は15:00

この日は少し早めの14:40頃に到着したのですが、ちょうど宿泊者の到着が重なっていたようで、少々混雑していた印象です。スタッフの方に案内していただき館内に入ると、「トラベルライブラリー」に通され、ここで10〜15分ほどチェックインの手続きを待っていました。

「トラベルライブラリー」内にはドリンクコーナーがあるため、コーヒーやお茶を飲みながら待つことができます。
席は25席程ありますが、pegu夫婦より後から来た方で、席が埋まっていて座れていない方も一部いらっしゃいました。

pegu妻
pegu妻

夕食は早い時間にすることが多いpegu夫婦ですが、今回は17:30〜が埋まっており、19:30〜の時間になりました。
希望の時間がある場合は、事前予約が安心です!

確認が終わったら宿泊する客室に案内していただきます。お部屋の説明アクティビティの案内をしていただき、チェックインは完了です!

客室レビュー

「界 加賀」の客室は全48室。
「加賀伝統工芸の間」として、加賀友禅水引九谷焼をふんだんに使用しており、伝統工芸品の美しさ界ならではのインテリアとの融合を感じられる客室です。

今回はテラスに加賀伝統紅殻格子(べんがらごうし)を取り入れた露天風呂付きの客室、露天風呂付き和室「紅殻の間」に宿泊しました。

◼︎お部屋タイプ/定員/お部屋の広さ

和室3名41〜51㎡最もリーズナブルな客室
和室4名62㎡最も広い客室
露天風呂付き和室3名51㎡テラスに露天風呂を備えた客室
露天風呂付き和室「紅殻の間」3名51㎡テラスに紅殻格子・露天風呂を備えた客室
★今回宿泊しました

※ペット受け入れ不可

露天風呂付き和室「紅殻の間」

今回宿泊するのは露天風呂付き和室「紅殻の間」のお部屋。テラスに加賀伝統紅殻格子(べんがらごうし)を取り入れた露天風呂付きの客室です。

伝統工芸品モダンに取り入れたインテリア
温泉街を行き交う人の声を聞きながら浸かれる露天風呂

で、“界らしい”お宿づくりが光るとてもすてきな客室でした!

お部屋紹介

pegu妻
pegu妻

加賀の伝統工芸の良さを存分に感じられる客室を、写真付きでご紹介します!

客室の入り口はこんな感じ。シンプルな木目調の玄関に、九谷焼を使用した客室番号のプレートが掛かっています。

今回のお部屋のプレートは「亀甲紋(きっこうもん)」の柄でした。他には草花や果実など、客室によって様々な柄のプレートが用いられているようです。

扉を開けて玄関に入ると、スポットライトを浴びた九谷焼のオブジェが迎えてくれます。こちらもお部屋によって異なるようなので、宿泊する客室によって、いろんな出会いがありそうです。

玄関スペースは壁側にキャリーケースを2台置けるくらいのそこそこゆったりなサイズ。姿見鏡も付いていています。

中に入ると手前にベッドルームがあり、左側にリビングスペースが設けられています。

pegu妻
pegu妻

ソファーの深みのあるカラーやローテーブルや照明に使われている黒の木材が、高級感がありながら落ち着いたあたたかみのある雰囲気にしてくれています◎

ソファーの目の前には、この客室タイプだけに用いられている紅殻格子(べんがらごうし)を取り入れたテラスがあります。

格子の間からは温泉街を眺めることができ、山代温泉の中心に位置する「総湯」・「古総湯」の姿も見ることができます。

pegu妻
pegu妻

伝統力強さを感じる良い色合い…
この格子を介して景色を眺めると、なんだかお屋敷の中にいるようで、タイムスリップしたような気持ちになれます

ソファー横の床の間には九谷焼のプレートが飾られています。こちらは涼しげな淡いカラー。

ソファーの背もたれ側にある障子窓には、モダンなカラーが目を引く加賀の伝統工芸品水引があしらわれています。

濃いめのブルーと水色で、アクセサリーなど身につけるものにも取り入れたくなるようなおしゃれな色合いです。

木でできたルームキーの裏には宇宙のような柄九谷焼が埋め込まれています。各客室のルームキーは、地元の九谷焼作家さんが制作されたプレートが取り付けられているそう。宿泊するお部屋によって、様々な個性ある作品に出会う楽しさもありますね◎

またチェックインの前に事前精算を行った場合、出発の際、鍵をフロントに戻す時に「精算済み」ということがわかる印として、水引のキーホルダーが使われていました。

ベッドルームは天井に照明はなく、間接照明のみで落ち着いた雰囲気。
小上がりにはリビングルームと同じ黒の木材が使用されていて、シンプルながら大人の高級感がある空間です。

ベッドはシングルサイズ(200×95cm)のもの。
マットレスは界全施設で採用されている「日本ベッド」が手がける「ふわくもスリープマットレス」となっています。

pegu妻
pegu妻

“布団のようなふんわり感”を出してほしいとの要望で作られているそうで、包み込まれるようなやわらかめのマットレスです。

ベッドボードにはシルバー水引があしらわれていました。光が当たると光沢感が出て、高級感がありますね。

ベッドボードには照明のスイッチボードもあり、ここで水まわり以外の照明を操作することができます。
また、就寝時に携帯の充電などで使用したいコンセントは、ベッド横の間接照明の後ろにあるものを使用できそうでした。

ベッドスローには紅殻色加賀友禅を使用。シンプルなベッドスペースにあたたかみを添えてくれています。

ベッド向かい側の引き戸の中にはコート掛けがあります。こちらに館内着羽織金庫が置かれていました。

加湿器もお水を入れた状態で用意されています。

pegu妻
pegu妻

伝統工芸品をふんだんに使っており、まさに“加賀の伝統に包まれる”ようなお部屋…
それでいて、新しさも感じる「界」らしいデザインがすてきでした◎

水まわり・温泉

水まわりは洗面スペースとトイレが一体になっているタイプ。設備はきれいで、明るい雰囲気です。

壁には大きめのタオル掛けが付いています。

すりガラスの扉を開けると、コンパクトなシャワールームがあります。桶はおそらく漆塗りのもの。イスは旅館っぽくないモダンなデザインでした。

そして、外のテラスにはお待ちかねの露天風呂!お湯はすでに張られており、いつでも入ることができます。


\ フタを開けるとこんな感じ! /

陶器でできた浴槽はつるりとした感触。木の浴槽とはまた違った高級感がありますね。

露天風呂に浸かると、テラスに吊るされたライトが目に入ります。日が落ちると、紅殻色の格子がより深みを増して、昼間とは少し表情が変わるのも良いポイント。
肌に当たる夜風と耳に入る温泉街を行き交う人の声がとっても心地良い…

温泉街の雰囲気をすぐそこに感じられる造りと、解放感と贅沢感のある露天風呂は、まさに“非日常の体験”でした!

格子は外からは見えにくいようになっているようなので、安心して露天風呂を楽しむことができます◎
またお湯の温度はフロントで管理されているため、調整が必要な場合はフロントまでお電話くださいとのことでした。

pegu妻
pegu妻

木のフタ思ったより重たくて開けるのに手こずってしまったので、妻みたいに服を脱いだあとではなく、事前に開けておくことをおすすめします!(笑)

アメニティ・備品

客室に用意されているアメニティ・備品類をご紹介します。

館内着

館内着はベッドルームの襖の中に用意されています。
「界 加賀」の客室にはM・Lサイズの作務衣が2セット足袋が2足置かれていました。

162㎝の妻が上下Mサイズを着ると、袖とズボンの丈がもう少し長かったらいいな〜と感じるくらいのサイズ感。
今回初めてLサイズを着てみましたが、上は横幅も大きくなってしまうので、「上:Mサイズ/下:Lサイズ」の組み合わせで着るのが良さそう?でした。

pegu妻
pegu妻

今まで宿泊した「界」の中ではM・Lサイズが2セット用意してあるお宿は初めて!サイズを組み合わせて着たりもできるのでありがたかったです◎

飲み物・ウェルカムスイーツなど

玄関横の少し奥まった部分にはグラス冷蔵庫湯沸かしケトルが置かれたスペースがあります。

木箱の中には九谷焼急須茶器が入っていました。底には「KAI」という文字が入っていることから「界 加賀」専用に作られた器ということがわかります。

1段目には急須湯呑みお茶類が入っています。

2段目にはティーカップが3セット入っています。深めのブルーのカップソーサーがすてき!

飲み物は茶筒に入ったお茶ハーブティーのティーバッグ界オリジナルの生姜湯が用意されていました。コーヒーは客室にないため、あとからご紹介する「トラベルライブラリー」のコーヒーメーカーのものをいただくシステムのようです。

下にはミニバー(冷蔵庫)も完備。

中にはお水のみ入っており、有料の飲み物(ビールやジュースなど)は入っていません。
お水がなくなった場合は、「トラベルライブラリー」にあるウォーターサーバーで補充することができます。

リビングルームの机にはウェルカムスイーツ「加賀紫雲石」が用意されていました!
大粒の小豆を寒天で包んだようなお菓子で、表面は白いすりガラスのような薄皮が張っています。

pegu夫
pegu夫

なかなか普段使うことのない、焼き物の器をお部屋で手軽に使えるのも良いですよね◎
ご当地の伝統・魅力に触れるきっかけが得られるのも「界」宿泊の魅力のひとつです!

水まわりのアメニティ・備品

化粧水やシャンプーなどのアメニティはボトルで用意されており、全て和漢生薬成分を用いた界オリジナルのものとなっています。

  • クレンジング
  • 洗顔フォーム
  • ボディソープ
  • シャンプー、コンディショナー
  • 化粧水、乳液
  • ボディローション
  • ハンドソープ

シャワールームにはシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが置かれています。

また歯みがきセット等のアメニティは界オリジナル風呂敷に包んであります。

pegu夫
pegu夫

界は各施設で異なる色のオリジナル風呂敷が用意されています。この風呂敷も「界めぐり」の楽しみの1つ!「界 加賀」はこんなカラーでした↓

裏面はポイントカラーのピンクになっていました

中身はこんな感じのセットになっています↓

また洗面台の下にはタオルが用意されています。フェイスタオル・バスタオルが2枚×2セットとたくさん用意されていました。

ドライヤーはパナソニック製イオニティ。洗面台の引き出しの中に入っています。

館内施設・アクティビティ

館内には界ならでは施設や体験が用意されています。

トラベルライブラリー

「界」の各施設には旅にまつわる本やコーヒー・お茶が用意してあるラウンジやトラベルライブラリーが設けてあります。
「界 加賀」では1階フロントから太鼓橋を渡った先、また客室につながるエレベーターのすぐ近くに位置しています。

「界 加賀」のある山代温泉「五十音図」発祥の地ということにちなんで、壁には「いろはにほへと」が書かれた屏風が飾られていました。

屏風の下には九谷焼の器なども飾られています。

窓側の席からは「奥庭」を眺めることができます。奥庭の先にはお茶室「思惟庵」があり、こちらでは「茶の湯体験」もできるそうです。(要予約・料金2,000円/人)

トラベルライブラリーにはコーヒーなどの飲み物が用意されており、宿泊中は自由にいただくことができます。

客室にはコーヒーの用意ないため、こちらで注いだものをお部屋に持ち帰るようになります。
また客室の冷蔵庫内にあるお水がなくなった場合は、こちらのウォーターサーバーで補充することができます。

またお茶文化のある加賀らしく、5種類のお茶もいただけます。

ビンの蓋も九谷焼になっていました
pegu妻
pegu妻

妻はチェックインの待ち時間に梅ほうじ茶をいただきました!梅昆布茶のようなしっかりした塩味はなく、程よいしょっぱさほうじ茶の香ばしさがマッチしていました◎

ショップ(売店)

1階フロントの横にはお土産が購入できるショップ(売店)があります。

こちらのショップでは九谷焼の器や置物食品などのご当地お土産のほか、界オリジナルグッズも購入することができます。
お宿でいただく食事にも使われているかわいらしいお皿がたくさん販売されており、どれも欲しくなってしまいます…

石川県内の厳選されたお菓子調味料お酒なども取り扱われているため、お土産選びはここで済ませてしまっても全然問題なさそう◎
ウェルカムスイーツとしてお部屋に置かれていた「加賀紫雲石」もこちらで購入することができます。

pegu夫
pegu夫

お宿の中でお土産購入まで完結できちゃうのはありがたい!
過去に他の「界」の施設に宿泊した際も、このショップを利用させてもらいました。

温泉(大浴場・古総湯)

開湯1300年の歴史をもつ山代温泉。「界 加賀」では大浴場客室露天風呂(該当客室のみ)「古総湯」で温泉を楽しむことができます。

大浴場

大浴場は客室がある建物の1階にあります。エレベーターを降りて左手に進むと、手前が男湯・奥が女湯となっています。

大浴場の壁には、地元の九谷焼作家さんが制作したアートパネルが飾られています。こちらのパネルは春夏秋冬をテーマに作られており、それぞれの自由な発想でデザインされているそう。

(画像引用:「界 加賀」公式サイト

また露天風呂の天井には金箔で作られた「朧月」の仕掛けが!温泉に浸かりながら、水面に映る月を楽しむことができます。

(画像引用:「界 加賀」公式サイト
pegu夫
pegu夫

温泉に浸かりながら、アートを楽しんでいるような気分になれます◎
客室露天風呂も最高ですが、大浴場もぜひ利用していただきたいです!

タオル、シャンプー・ボディーソープ・化粧水などのアメニティ類はすべて用意されているため、温泉に入る際は、着替えのみ持参して向かえば問題ありません。

ウォーターサーバーもあるため、水分補給もできて安心です。

◼︎大浴場の設備/利用時間

アメニティタオル(バスタオル・ボディタオル)
クレンジング
洗顔フォーム
ボディソープ
シャンプー、コンディショナー
化粧水、乳液
ボディローション
ハンドソープ
くし
コットン
綿棒
ヘアゴム
ティッシュペーパー
設備鍵付きロッカー
ウォーターサーバー
ドライヤー
利用可能時間15:00 ~ 25:00 / 5:00 ~ 11:00

古総湯

「界 加賀」の目の前には明治時代の総湯(温泉の共同浴場)を復元した「古総湯」があります。古総湯の周りの道路は石畳になっており、より一層当時の雰囲気が再現されているように感じます。

1階はステンドグラス九谷焼のタイルが特徴の温泉、2階は温泉で温まった体を休める休憩所になっています。
こちらは入浴方法も当時のままのため、シャワーや洗い場はなく、かけ湯をしてお湯に浸かるとのこと。(!)

通常は入場料(大人1名700円)がかかりますが、界宿泊者は無料で利用できます。入浴の際は、目印に界オリジナル風呂敷を持参する必要があります。

◼︎「古総湯」基本情報

入場料大人(12歳以上)700円(2024年4月1日改定)
中人(6歳以上12未満)200円
小人(3歳以上6歳未満)100円
3歳未満無料
※「界 加賀」宿泊者は無料(界オリジナル風呂敷要持参)
営業時間6:00~22:00(毎月第4水曜日は12:00~22:00)
冬季営業時間:12月~2月 7:00~21:00
休業日第4水曜日午前中

ご当地楽「加賀獅子舞」

「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しめるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が用意されています。

「界 加賀」では夕食後の時間に「加賀獅子舞」という演目が行われます。「加賀獅子」は1965年に金沢市の無形民俗文化財に認定された伝統芸能だそう。大きな両眼が鋭く左右に広がった「八方睨」といわれる独特な風貌を持っているのが特徴です。

これはトラベルライブラリーに飾られている獅子舞

開催時間は夕食後の21:30から。予約等は必要なく、時間までに開催場所(トラベルライブラリー)に行くと、鑑賞することができます。

◼︎「ご当地楽」開催時間

開催時間21:30〜 ※冬期間は21:45〜
所要時間15分
開催場所トラベルライブラリー

金継ぎ体験

「界 加賀」では「金継ぎいろは」というアクティビティも行われています。
金継ぎとは、割れた陶磁器などを漆で修復し、そこに金粉を添えて美しい仕上げを施す伝統的な技法のこと。このアクティビティは、体験の内容によって2パターンのプログラムが用意されているようでした。

「金継ぎいろは」が行われる「金継ぎ工房」は、フロントから一度外に出た向かいの別棟にあります。

こちらの「金継ぎ工房」がある建物は、フロント棟と同じく文政年間(1818~30年)に建築したと言われる登録有形文化財景観との一体感にこだわられており、施設外観と同じ紅殻(べんがら)色を使用した内装になっているそうです。

参加する場合は宿泊前に事前予約が可能。空き状況によっては、宿泊当日に予約することができます。

pegu妻
pegu妻

館内施設も、加賀の伝統文化を余すところなく体験できる仕掛けがたくさん用意されていました!
pegu夫婦はスケジュールと合わず、参加は見送り…観光よりお宿内で過ごしたい方、連泊でゆっくり過ごせる方は、ぜひたくさん参加してみてください◎

その他(中庭・フロント棟)

フロント〜客室棟を繋ぐ太鼓橋からは中庭の景色を見ることができます。
日本庭園モダンなタイルが融合した、なんとも「界」らしいデザインです。カラフルなタイルにはもちろん九谷焼が使われています。

フロント棟には九谷焼の作品が複数展示されています。

こちらの作品は夕食で提供される「ご当地先付け」に使われていたお皿と同じ柄のものでした。

また温泉街の中でも目を引く「界 加賀」の外観は、日が落ちた後の姿も圧巻!

ライトに照らされた紅殻(べんがら)色の建物も、また風情がありました。

お宿の入り口には宿泊者用の傘も置かれています。大きめサイズなので、大柄な方が使用しても濡れる心配はなさそう。雨の日でも温泉街散策を楽しめそうです。

「界 加賀」へのアクセス・周辺施設

お宿へのアクセスと周辺施設については、以下をご参照ください。

アクセス

アクセスは加賀ICより車で約15分

公共交通機関の場合、最寄駅はJR加賀温泉駅。駅からお宿まではタクシーで約10分です。

pegu夫
pegu夫

pegu夫婦は九州方面から電車で向かいました!
片道約5時間の長旅でしたが、景色を楽しみながら移動する電車旅も良かったです◎

周辺施設

「界 加賀」は山代温泉の中にあります。

明治時代の総湯を復元した「古総湯」

周辺には海鮮を使ったランチが食べられるお店や、カフェなどもあるため、温泉街散策も楽しめます。

なめらかプリンがおいしい「はづちを茶店」

かわいい雑貨のお店や地元のお酒を取り扱っているお店もあるため、温泉街を散策しつつお土産を探すのも良さそうです。

雑貨ショップ「AIUEO」

コンビニ徒歩約8分の距離にローソンがあります。最寄り駅の加賀温泉駅を経由する場合は、駅内にセブンイレブンが入っていますので、もし何か忘れ物をしてしまった場合はこちらで購入することもできそうです。(駅内の店舗ではお土産も多く取り扱っていました。)
また加賀温泉駅の隣にはショッピングモール「アビオシティ加賀」があります。日用品はもちろん、幅広く商品を取り扱っているお土産店も入っているため、特に電車を利用する場合は重宝しそうです。

pegu妻
pegu妻

pegu夫婦も「アビオシティ加賀」でお土産を購入しました◎
お菓子や海産物の加工品、お酒や九谷焼の器まで幅広く取り揃えられていてとても便利でした!

「界 加賀」の基本情報

住所〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-47
TEL050-3134-8092 / 受付時間 9:30〜18:00
夜間・緊急連絡先0761-77-1488 受付時間18:00〜9:30
チェックイン/アウト15:00/12:00
インターネット環境無料Wi-Fiあり
ペット受け入れなし
駐車場あり(予約不要・無料)駐車場の詳細についてはこちら
EV充電24時間利用可(要予約
支払い方法[事前払い]各種クレジットカード、ペイディ
[現地払い]現金、各種クレジットカード
自動販売機なし
コインランドリーなし
スパ・マッサージあり(16:00~24:30 / 最終受付23:30)
喫煙全館禁煙(喫煙所あり)
備品・アメニティ
(客室にあるもの)
・湯沸かしケトル、茶器、ミニバー
・作務衣、足袋ソックス
・風呂敷
・和漢生薬成分を用いたアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、
 クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローション、ハンドソープ)
・歯磨きセット/綿棒・コットン・ヘアゴム/ブラシ
・タオル
・ドライヤー
・テレビ、冷蔵庫、加湿空気清浄機
・金庫
備品(要予約)車椅子
ベビー用備品セット(哺乳瓶消毒器・ベビーソープ・タオル(※)・おむつ用ゴミ箱(※))
(※)公式サイトでの予約の場合、「3歳以下」の宿泊者を登録した場合は客室に準備あり(申し込み不要)
公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikaga/
よくあるご質問https://hoshinoresorts.com/ja/sp/faq

「界 加賀」で加賀の伝統文化を満喫しよう!

良かった点
  • 加賀の伝統工芸品をふんだんに使い、落ち着いた雰囲気モダンな新しさも感じる客室
  • 温泉街の音を聞きながら浸かれる客室露天風呂
  • あたたかみと上質さが感じられる紅殻(べんがら)色
気をつけたが良い点
  • チェックインの時間は混雑しており、待ち時間が発生するかも
  • 夕食の時間は埋まっていることもあるため、事前予約が安心
  • 客室にコーヒーはないため、トラベルライブラリーへ

「界 加賀」はお宿全体で加賀の伝統文化を存分に満喫できる、ご当地の魅力が詰まったお宿でした!

「古総湯」の目の前という立地で、周りの道路なども当時の雰囲気が再現されている(?)ということもあり、タイムスリップしたような“非日常”を感じることができました。

pegu妻
pegu妻

伝統工芸品がふんだんに用いられた客室や館内で、その魅力を存分に感じることができました!
九谷焼のお皿、お迎えしたかったな〜

pegu夫
pegu夫

歴史あるものをたくさん使っているのに、どこか新しさも感じるデザインが、まさに「界」らしい!
加賀にお越しの際は、ぜひ宿泊してみては?

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