【宿泊記】界 阿蘇|食事内容レビュー!絶景×ご当地食材を使った贅沢会席

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pegu夫
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日常を忘れて、とびっきり贅沢な食事がしたい…!

そんな願いを叶える、星野リゾート《界 阿蘇》の食事を、30代お酒好き夫婦が徹底レポート!
阿蘇五岳を一望しながら味わう特別会席ご当地朝食地元の食を楽しめる《ふるまい》を写真付きで詳しくご紹介します。《界 阿蘇》の食事は、期待を大きく上回る体験でした!

pegu妻
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本記事は非日常が味わえる“ちょっと良いお宿”を求めて旅をする30代「pegu夫婦」が 2024年8月に現地を訪問し、 2025年6月に情報を確認・更新しています。

▼気になる内容をすぐチェック!▼

知っておきたい食事の基本情報
 ⇒食事時間・予約方法など
【夕食】「冬の特別会席」
 ⇒アップグレードメニュー詳細レポート
【朝食】ご当地朝食
 ⇒熊本名物の素朴な味わいを楽しめる朝食
夜のふるまい・甘味のふるまい
 ⇒《夜のふるまい》熊本の焼酎・おつまみ
 ⇒《甘味のふるまい》ご当地おやつ・甘酒

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知っておきたい食事の【基本情報】

《界 阿蘇》の食事の基本情報についてご紹介します。

食事時間・予約方法

〈食事時間〉
・夕食:17:30〜 or 19:30〜
・朝食:7:30〜9:30の間 で選択可能

〈予約方法〉
チェックイン時に時間選択
事前予約も可能
※公式サイト「食事」ページ[夕食時間]または[夕食時間・夕食アップグレードの予約]のボタンから手続きができます。

pegu妻
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pegu夫婦は17:30スタートを選択しました!

アレルギー・食事制限対応

〈対応可能な制限〉
・食物アレルギー
・ベジタリアンメニュー

※チャットボット内のフォームより申し込み可能です。

ドリンクメニュー・料金目安

夕食の際、ドリンクを注文する場合は別途料金がかかります。
食事の追加料金チェックアウトの際に支払いをするようになっています。

〈日本酒・焼酎〉
・利酒セット(3種/各70ml):2,800円
・日本酒各種 1合(180ml):1,300〜1,850円

〈ビール・果実酒・ウイスキー〉
・生ビール:850円
・晩白柚:850円
・南高梅こだわり梅酒:800円
・ウイスキー・ブランデー:970〜1,500円

食事の魅力・テーマ

阿蘇で育った牛肉を使った料理
地元産の野菜や新鮮な魚介を堪能できるメニュー
ご当地料理の素朴な味わいを楽しめる朝食

食事会場

食事会場はフロントのある母屋の2階にあります。(夕食・朝食共通)
会場には大きな窓が設けられ、阿蘇の山々を一望できる、とても解放感のあるお食事処となっています。

(画像引用:「界 阿蘇」公式サイト

2〜3名掛けの窓沿いのテーブル席の他に、小上がりになっている畳張りの半個室もあります。

また会場の中央にはバーカウンターがあり、注文したアルコールメニューなどはこちらで作られていました。

pegu妻
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館内や客室の雰囲気と同様、食事会場もかなり大人な空間になっています!

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夕食「冬の特別会席」

食事の内容は「季節の会席」とアップグレードメニューの「特別会席」から選ぶことができます。今回は《冬の特別会席》をいただきました。
(→2025年6月現在、公式サイトには「特別会席」の記載がありません。時期によって変更がある可能性があります。)

食事時間は17:30〜の時間帯を選択しましたが、ちょうど日が落ちてくる時間と重なり、なんとも美しい景色…
こんな風に景色を存分に楽しみながらお食事をいただけるお宿は初めてです。

いただいた《特別会席》の献立はこちら↓

今回いただいた献立(2024年12月訪問時)
・先付け:山うに豆腐のムース トマトと共に
     からし蓮根と馬肉のタルタル仕立て
・小鉢:伊勢海老と彩り野菜の海老餡かけ
・お造り:お造り取り合わせ
・煮椀物:蟹のひろうす 菊花 三つ葉
・揚げ物:車海老東寺揚げ 季節野菜
・台の物:牛フィレ肉の溶岩ステーキ
・食事:鮑と切り昆布の土鍋ご飯 留椀 香の物
・甘味:界阿蘇特製 ヨーグルトムース
    トマトジュレ添え

pegu妻
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高級感はありながらも良い意味で派手すぎず、素材のおいしさを活かした大人の会席料理でした◎
写真付きで詳しくご紹介します!

まずはビールで乾杯!お料理が運ばれてくるのを待ちます。

1品目:先付け「山うに豆腐のムース からし蓮根と馬肉のタルタル仕立て」

界の各施設で異なるメニューが提供される「ご当地先付け」は、その土地を楽しめる一品を提供しており、「界めぐり」の楽しみのひとつとなっています。

「界 阿蘇」のご当地先付けは、山うに豆腐(豆腐の味噌漬け)熊本県産のトマトを合わせた料理と、熊本を代表する特産品、からし蓮根馬肉をタルタルに仕立てたものの2品。それぞれ異なる形の竹の器に盛られています。

山うに豆腐のムースは、濃厚なお味の豆腐にさっぱりしたトマトの酸味がぴったり◎ペロリと食べられちゃいます。
また、肉の味が濃い馬肉とからし蓮根の組み合わせも絶品!見た目は少し地味ですが、お酒が進む味でpegu夫婦好みでした。

pegu妻
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お品書きの裏にある「界 ご当地先付けのご紹介」は、地域の特色を感じられたり、次の目的地を考えたり、これがまた良いつまみになるんですよね…(笑)

2品目:小鉢「伊勢海老と彩り野菜の海老餡かけ」

2品目は海老の天ぷらに餡がかかった小鉢。色鮮やかな素揚げの野菜も添えられています。
しっかり肉厚で弾力がある海老はプリップリで最高…!あんかけにも海老の出汁が使われていて、口の中いっぱいに香りと味が広がります。

3品目:お造り「お造り取り合わせ」

3品目はお造り!阿蘇は山に囲まれた土地ですが、熊本県内には新鮮な魚が採れる地域もあります。
今回はタイカンパチ車海老、そして熊本名物「馬刺し」も盛られていました!

先程の小鉢の伊勢海老に続いて、今回は車海老のお造り。生の海老はねっとりとした食感で甘さのある味がおいしい◎
馬刺しにはなめ茸入りのごま油をつけていただくのですが、ガツンとパンチのある馬刺しの味に負けない濃いめの味でおいしかったです!

4品目:煮物椀「蟹のひろうす 菊花 三つ葉」

続いてはやさしいお出汁がうれしい椀物。ひろうすとは豆腐をベースにした揚げ物料理のことだそう。上にもカニの身がたっぷりと乗っていて、何となく年末感もあります。

5品目:揚げ物「車海老東寺揚げ 季節野菜」

お次は揚げ物!火山である阿蘇山を彷彿とさせる赤と黒の器がとてもかっこいい。
こちらの料理にも海老が使われています。今度はサクサクの衣をまとっており、もちろん中の身は肉厚でぷりぷり!

熊本は県南の不知火海を中心に漁場が豊富だそうで、お造りでいただいた「車海老」は県の魚に指定されており(!)、「伊勢海老」天草の方で豊富に漁獲されているそうです。
(参考:熊本県公式観光サイト

pegu夫
pegu夫

どうりで、どれもこれもおいしいはずですね…!
山の美しい景色を眺めながら、こんなにおいしい魚介がいただけるとは思っていませんでした!

おいしい料理の数々に、思わず日本酒も進んでしまいます…

飲み比べセット(裏側に銘柄載ってたのに、逆から撮っちゃった…)
追加の1合。錫の徳利で高級感があります

6品目:台の物「牛フィレ肉の溶岩ステーキ」

お待ちかねのメイン料理!紅白の器に分厚いお肉が乗ってやってきました。
ステーキでいただくのですが、なんと阿蘇の溶岩から作ったという溶岩プレートの上で焼き上げるとのこと!

スタッフの方が目の前で調理してくださいます。

お肉を焼いている間、薬味のわさびをすりながらお待ちくださいとのこと。
お肉の焼ける良い匂いと、すりたてのわさびの香りで食欲が刺激されます…!

表面を焼いたら、付け合わせのほうれん草で蒸し焼きにして…

完成!お肉の焼き具合も完璧です◎

pegu妻
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お肉、やわらかい…!
溶岩プレートの遠赤外線効果のおかげか、ぎゅっと味が凝縮されていて、わさびだけでも充分おいしいです!!

わさびの他には、醤油カボス柚子胡椒からしが用意されており、お好みで味付けをしていただきます。
妻は塩×わさび塩×カボスのシンプルな味付けが好みでした◎

6品目:食事「鮑と切り昆布の土鍋ご飯 留椀 香の物」

お肉を食べ終わらないうちにご飯ものも運ばれてきました。
いただくのは豪華なの混ぜご飯!昆布も一緒に炊き込んであり、シンプルな味付けながらも旨みがぎっしり詰まっています。

ゴロゴロと大きめにカットされたアワビは肉厚歯応えも良い◎噛み締めるたびに旨みが口の中に広がり、しあわせな気持ちになれます…

牛フィレ肉の濃厚な味と、旨味たっぷりながらもさらりと食べられてしまうご飯のバランスが最高でした…

pegu妻
pegu妻

お腹いっぱいなのにまだ食べたい〜!ってなってしまうおいしさでした…(笑)
食べきれなかった分は折り詰めにしていただき、お部屋で晩酌をしながらいただきました。

6品目:甘味「界 阿蘇特製 ヨーグルトムース トマトジュレ添え」

最後はデザート。爽やかな甘みのヨーグルトムースに、味がぎゅっと凝縮されたトマトジュレを合わせていただきます。

ヨーグルトムースはとっても濃厚で、まるでレアチーズケーキを食べているよう。
トマトジュレはしっかり「トマト味」でびっくり!酸味もしっかり感じられるため、さっぱり食べられるデザートに仕上がっていました。(トマトが苦手な方はご注意を…)

pegu夫
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今までpegu夫婦で訪れたお宿のお食事の中でも、一二を争うおいしさだったのでは…?!と感じる内容でした!

pegu妻
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車海老・伊勢海老や牛フィレ肉など、豪華な食材を使っているものの、華美すぎずかつ高級感のあるコースで、大人旅にぴったりでした◎

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熊本の焼酎が楽しめる!夜のふるまい

「界 阿蘇」では夕食後の時間、フロントロビーにて《夜のふるまいが行われています。こちらでは、3種類の天然水熊本のお酒おつまみが用意されていました。

飲み物コーナー

pegu妻
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焼酎は天然水で水割りにすることができます!
普段焼酎を飲まない妻ですが、熊本出身の友人のおかげで「鳥飼」は大好き◎

おつまみは馬肉ジャーキーごぼうかりんとうが用意されています。

フロントロビーには、暖炉を囲んでくつろぐことができるトラベルライブラリーがあるため、お酒を片手にこちらでゆっくりするのも良さそうです◎

(画像引用:「界 阿蘇」公式サイト

pegu夫婦はお部屋に持ち帰り、食後の晩酌のお供にさせていただきました!

pegu夫
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「界 阿蘇」は客室が全室離れになっており、客室から出ずに過ごすことが多くなりがちですが、こうやって夕食からの流れでサービスがあると、導線が良くてありがたいですね◎

朝食「ご当地朝食」

朝食も夕食と同じ会場でいただきます。この日はあいにく曇り空でしたが、夕食と同様、大きな窓から景色を眺めつつ清々しい気持ちで朝食をいただくことができます。

献立はこちら↓

今回いただいた献立(2024年12月訪問時)
・豆腐
・温泉玉子
・焼き魚
・袱紗焼き
・牛しぐれ煮
・一文字ぐるぐる 酢味噌
・辛子蓮根
・昆布梅 利休牛蒡 もろみ
・南関汁
・白飯 香の物
・ヨーグルト

テーブルには熊本県の特産品「南関揚げ」を使った《南関汁》が入ったお鍋が用意されています。席に着くと同時に火をつけてくださるので、御膳やご飯が運ばれてくる間に段々と温まって、熱々の状態でいただくことができます。

蓋の上に載っている柚子胡椒はお好みで

南関揚げは大きくてとってもジューシー!夫の分をよそった後に写真を撮ってしまいましたが、本来は倍くらいの量のお揚げが入っています。

木のお盆に盛られた御膳はこんな感じ↓

一文字(ひともじ)と呼ばれる、青ネギを巻いて酢味噌で味わう「一文字ぐるぐる」辛子蓮根、香の物の高菜漬けなど、熊本の郷土料理を楽しむことができます。

pegu夫
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派手さはないけど一品一品がとってもおいしくて、ご飯が進んじゃう…
「結局こういうのが一番なんだよな〜」としみじみ味わってしまう料理ばかりです。

ご飯は土鍋で持ってきてくださり、スタッフの方がよそってくださいます。

御膳の右上に盛られている《温泉玉子》は、卵かけご飯にするのがおいしいとのこと。せっかくなので、ご飯に乗せていただいちゃいます!

pegu妻
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黄身の色からも伝わりそうですが、卵の味がとっても濃い!!
おこげができた土鍋ご飯ともよく合います◎

食事を楽しんでいると、スタッフの方が「今日は曇りであまり景色が見れないから…」と、晴れの日の景色をおさめた写真を貼ったアルバムを持ってきてくださいました。

こういった心配りが行き届いたサービスが、粋で良いですね…
食事だけでなく、景色を愛でながらいただける朝食で、とても豊かな気持ちになりました◎

pegu妻
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夕食時の印象とは異なり、朝は清々しさが感じられる空間でした。
元々の客室数が少なく、かつ朝食の時間が全室重なることはないため、かなり広々とした空間でいただくことができ、とても快適です◎

甘味のふるまい(年末年始限定)

今回は12/30〜12/31で宿泊しましたが、年末年始(12/31〜1/2)限定で、《甘味のふるまい》が行われています。朝食後の時間〜12:30まで、朝食会場にてお茶甘酒郷土菓子をいただくことができます。

pegu夫婦はチェックアウトの時間(12:00)まではお部屋でゆっくりし、チェックアウト後、帰る直前にいただくことにしました。

いただいたのは熊本の郷土菓子「いきなり団子」
もちもちの生地の中にあんこ蒸したさつまいもが入った、ボリューミーなお菓子です。

提供する前に蒸し器で温めているようで、ほかほかなのがうれしい◎
pegu夫婦は熊本県民ではありませんが、小さい頃おやつに食べていた記憶があり、なんだか懐かしい気持ちになりました。自然な甘さでおいしいんですよね〜

飲み物は緑茶または甘酒ミルクをいただくことができました。
甘酒ミルクはホットミルクのような甘さで、とってもやさしいお味…寒い冬に心も体もほっとするような飲み物でした。

pegu妻
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帰る直前、最後の最後までおもてなしがすごい…!
年末にゆっくり過ごすお宿にとってもぴったりな内容で大満足でした◎

「界 阿蘇」で絶景と地元食材を堪能できる食事体験を!

pegu夫婦が感じた推しポイント
  • 阿蘇五岳の景色を堪能できる、解放感あふれる食事会場
  • 海鮮(特に海老)や馬肉牛肉など地元食材のおいしさを活かした料理
  • 地元の食で宿泊客をもてなす《ふるまい》
こんな人におすすめ!
  • 食事重視で宿を選ぶ人
  • 記念日や特別な日のお宿を探している人
  • 地元食材を使った料理×お酒を楽しみたいグルメ好きな人
pegu妻
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今まで訪れた「界」の中でも、特に食事のクオリティが高い印象でした!
季節や時間によって移り変わる絶景を楽しみながら、絶品料理をいただける《界 阿蘇》にぜひあなたも訪れてみては?

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🚩 熊本をもっと楽しむならこちらもどうぞ

 ▶︎ 界 阿蘇に行くなら、道中の熊本・小国でランチ
  ⇒あか牛ハンバーグor こだわり手打ちそば

(訪問:2024年12月/最終更新:2025年6月)

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