
今度の休日、どこか特別な場所で過ごしたい…
そんな時にぴったりなお宿が星野リゾート《界 加賀》。
1624年創業の老舗旅館をリニューアルし、九谷焼や加賀友禅に彩られた雅な空間が魅力です。
30代夫婦が伝統工芸品が散りばめられた露天風呂付き客室や、加賀の伝統文化を満喫できる館内施設などを写真付きで徹底レポート!“大人の贅沢時間を過ごせるお宿”の魅力を詳しくご紹介します。

本記事は非日常が味わえる“ちょっと良いお宿”を求めて旅をする30代「pegu夫婦」が 2025年3月に現地を訪問し、 2025年6月に情報を確認・更新しています。
▼気になる情報をチェック▼
⇒ 界 加賀のコンセプト・魅力
⇒ 客室タイプ・料金比較
⇒ アクセス・周辺情報
客室・温泉の詳細レビュー
⇒ 露天風呂付き和室「紅殻の間」の詳細
⇒ 充実の客室アメニティ・備品
⇒ 界 加賀の大浴場・古総湯体験
“加賀の伝統文化”に触れる
⇒ ご当地楽「加賀獅子舞」
⇒ 「金継ぎいろは」で伝統技法を体験
⇒ 館内施設にも伝統工芸品がたくさん!
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界 加賀の魅力・コンセプト
《界 加賀》の前身は1624年創業の老舗旅館「白銀屋」。エントランスがある旧館とお茶室は約200年前に建てられた建物をそのまま使用しています。
▼界 加賀の3つの魅力
温泉街の景色と一体になっている外観
昔ながらの雰囲気を残す「山代温泉」の景観の一部となっている紅殻(べんがら)色の建物
加賀の伝統工芸に包まれる非日常体験
九谷焼、加賀友禅、水引など加賀伝統工芸を館内・客室の随所に使用
伝統×モダンの界ブランドらしい客室
落ち着いた雰囲気ながら、モダンなインテリアで“新しさ”も感じられる客室
外観・フロント(チェックイン)
JR加賀温泉駅からバスで15分、バス停から徒歩5分ほどでお宿に到着しました。
山代温泉内にある《界 加賀》の外観はこちら↓

紅殻(べんがら)色を基調とした瓦屋根の建物は文政年間(1818〜30年)に建築された歴史ある建物だそう。(!)青空とのコントラストが美しい…


深みのあるカラーで、重厚感がすごい…
後ろに見える客室棟ともマッチしています!
お馴染みの「界」のマークがお出迎え。

入り口や玄関には、加賀藩・前田家の紋にちなんだ梅模様が使われています。紅殻(べんがら)色ともぴったりで、華やかな印象にしてくれています。

玄関で靴を脱いで中に入ると、畳の先にはスリッパが用意されていました。館内はこちらのスリッパで過ごせるようになっています。

館内で履くスリッパは(写真だと分かりずらいですが)丸で囲んだ部分が出っ張っており、土踏まずをグッと押し上げてくれて心地良い刺激感です。

フロントのカウンター前には加賀の伝統工芸「水引」を使った立派なオブジェ。

吹き抜けになっている天井に吊るされたたくさんの水引は、上から光に照らされていて圧巻…
天井は伝統な建築方法で造られており、金物を一切使わず、丸太のみを組んだ「枠の内(わくのうち)」という構造でできているそうです。

チェックイン(トラベルライブラリーにて)
・予約内容の確認
・夕食と翌日の朝食時間の選択
夕食は17:30〜 or 19:30〜、朝食は7:30〜9:30の間で選ぶことができます。
また、夕食時間は事前に予約することもできます。(夕食アップグレードも可能。)
公式サイトの「食事」ページ「夕食時間」または「夕食時間・夕食アップグレードの予約」のボタンから手続きができます。

夕食は早い時間にすることが多いpegu夫婦ですが、今回は17:30〜が埋まっており、19:30〜の時間になりました。
希望の時間がある場合は、事前予約が安心です!
確認が終わったら、宿泊する客室でお部屋の説明やアクティビティの案内をしていただき、チェックインは完了です。
訪問時の混雑度・座席数
今回は14:40に宿に到着。(チェックイン時間は15:00〜)
ちょうど宿泊者の到着が重なっていたようで、pegu夫婦より先に到着されている方は5〜6組ほど。チェックインの手続きまでに10〜15分ほど待ちました。

案内された《トラベルライブラリー》内にはドリンクコーナーがあるため、コーヒーやお茶を飲みながら待つことができます。(後ほど改めてご紹介します◎)
座席は25席程。席が埋まっていて座れていない方も一部いらっしゃいました。
客室比較&写真付きレビュー
《界 加賀》の客室は全48室。
「加賀伝統工芸の間」として、加賀友禅や水引、九谷焼をふんだんに使用しており、伝統工芸品の美しさと界ならではのインテリアとの融合を感じられる客室です。
今回はテラスに加賀伝統の紅殻格子(べんがらごうし)を取り入れた露天風呂付きの客室、《露天風呂付き和室「紅殻の間」》に宿泊しました。
お部屋タイプ | 料金(1人あたり) | 定員 | 広さ | 備考 |
和室 | 28,000円〜 | 3名 | 41〜51㎡ | 最もリーズナブルな客室/広さは客室によって若干異なる |
和室 | 31,000円〜 | 4名 | 62㎡ | 最も広い客室 |
露天風呂付き和室 | 37,000円〜 | 3名 | 51㎡ | テラスに露天風呂を備えた客室 |
露天風呂付き和室「紅殻の間」 | 37,000円〜 | 3名 | 51㎡ | テラスに紅殻格子・露天風呂を備えた客室 ★今回宿泊しました |
(※料金は朝・夕2食付きの価格目安/ペット受け入れ不可)
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露天風呂付き和室「紅殻の間」
今回宿泊するのは露天風呂付き和室「紅殻の間」のお部屋。テラスに加賀伝統の紅殻格子(べんがらごうし)を取り入れた露天風呂付きの客室です。
伝統工芸品をモダンに取り入れたインテリア
温泉街を行き交う人の声を聞きながら浸かれる露天風呂
で、“界らしい”お宿づくりが光るとてもすてきな客室でした!
お部屋紹介

加賀の伝統工芸の良さを存分に感じられる客室を、写真付きでご紹介します!
客室の入り口はこんな感じ。シンプルな木目調の玄関に、《九谷焼》を使用した客室番号のプレートが掛かっています。

今回のお部屋のプレートは「亀甲紋(きっこうもん)」の柄でした。他には草花や果実など、客室によって様々な柄のプレートが用いられているようです。

扉を開けて玄関に入ると、スポットライトを浴びた九谷焼のオブジェが迎えてくれます。こちらもお部屋によって異なるようなので、宿泊する客室によって、いろんな出会いがありそうです。

玄関スペースは壁側にキャリーケースを2台置けるくらいのそこそこゆったりなサイズ。姿見鏡も付いていています。

中に入ると手前にベッドルームがあり、左側にリビングスペースが設けられています。


ソファーの深みのあるカラーやローテーブルや照明に使われている黒の木材が、高級感がありながら落ち着いたあたたかみのある雰囲気にしてくれています◎
ソファーの目の前には、この客室タイプだけに用いられている《紅殻格子(べんがらごうし)》を取り入れたテラスがあります。

格子の間からは温泉街を眺めることができ、山代温泉の中心に位置する「総湯」・「古総湯」の姿も見ることができます。


伝統と力強さを感じる良い色合い…
この格子を介して景色を眺めると、なんだかお屋敷の中にいるようで、タイムスリップしたような気持ちになれます
ソファー横の床の間には九谷焼のプレートが飾られています。こちらは涼しげな淡いカラー。

ソファーの背もたれ側にある障子窓には、モダンなカラーが目を引く加賀の伝統工芸品の《水引》があしらわれています。

濃いめのブルーと水色で、アクセサリーなど身につけるものにも取り入れたくなるようなおしゃれな色合いです。

木でできたルームキーの裏には宇宙のような柄の九谷焼が埋め込まれています。各客室のルームキーは、地元の九谷焼作家さんが制作されたプレートが取り付けられているそう。宿泊するお部屋によって、様々な個性ある作品に出会う楽しさもありますね◎

またチェックインの前に事前精算を行った場合、出発の際、鍵をフロントに戻す時に「精算済み」ということがわかる印として、水引のキーホルダーが使われていました。

ベッドルームは天井に照明はなく、間接照明のみで落ち着いた雰囲気。
小上がりにはリビングルームと同じ黒の木材が使用されていて、シンプルながら大人の高級感がある空間です。

ベッドはシングルサイズ(200×95cm)のもの。
マットレスは界全施設で採用されている「ふわくもスリープマットレス」となっています。

“布団のようなふんわり感”を出してほしいとの要望で作られているそうで、包み込まれるようなやわらかめのマットレスです。
ベッドボードにはシルバーの水引があしらわれていました。光が当たると光沢感が出て、高級感がありますね。

ベッドボードには照明のスイッチボードもあり、ここで水まわり以外の照明を操作することができます。
また、就寝時に携帯の充電などで使用したいコンセントは、ベッド横の間接照明の後ろにあるものを使用できそうでした。

ベッドスローには紅殻色の《加賀友禅》を使用。シンプルなベッドスペースにあたたかみを添えてくれています。

ベッド向かい側の引き戸の中にはコート掛けがあります。こちらに館内着の羽織や金庫が置かれていました。


加湿器もお水を入れた状態で用意されています。


伝統工芸品をふんだんに使っており、まさに“加賀の伝統に包まれる”ようなお部屋…
それでいて、新しさも感じる「界」らしいデザインがすてきでした◎
水まわり・温泉
水まわりは洗面スペースとトイレが一体になっているタイプ。設備はきれいで、明るい雰囲気です。

壁には大きめのタオル掛けが付いています。

すりガラスの扉を開けると、コンパクトなシャワールームがあります。桶はおそらく漆塗りのもの。イスは旅館っぽくないモダンなデザインでした。

そして、外のテラスにはお待ちかねの露天風呂!お湯はすでに張られており、いつでも入ることができます。

\ フタを開けるとこんな感じ! /

陶器でできた浴槽はつるりとした感触。木の浴槽とはまた違った高級感がありますね。
露天風呂に浸かると、テラスに吊るされたライトが目に入ります。日が落ちると、紅殻色の格子がより深みを増して、昼間とは少し表情が変わるのも良いポイント。

肌に当たる夜風と耳に入る温泉街を行き交う人の声がとっても心地良い…
温泉街の雰囲気をすぐそこに感じられる造りと、解放感と贅沢感のある露天風呂は、まさに“非日常の体験”でした!

格子は外からは見えにくいようになっているようなので、安心して露天風呂を楽しむことができます◎
またお湯の温度はフロントで管理されているため、調整が必要な場合はフロントまでお電話くださいとのことでした。

木のフタは思ったより重たくて開けるのに手こずってしまったので、妻みたいに服を脱いだあとではなく、事前に開けておくことをおすすめします!(笑)
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アメニティ・備品
客室に用意されているアメニティ・備品類をご紹介します。
館内着
館内着はベッドルームの襖の中に用意されています。
「界 加賀」の客室にはM・Lサイズの作務衣が2セットと足袋が2足置かれていました。

162㎝の妻が上下Mサイズを着ると、袖とズボンの丈がもう少し長かったらいいな〜と感じるくらいのサイズ感。
今回初めてLサイズを着てみましたが、上は横幅も大きくなってしまうので、「上:Mサイズ/下:Lサイズ」の組み合わせで着るのが良さそう?でした。

今まで宿泊した「界」の中ではM・Lサイズが2セット用意してあるお宿は初めて!サイズを組み合わせて着たりもできるのでありがたかったです◎
飲み物・ウェルカムスイーツなど
玄関横の少し奥まった部分にはグラスや冷蔵庫、湯沸かしケトルが置かれたスペースがあります。

木箱の中には九谷焼の急須や茶器が入っていました。底には「KAI」という文字が入っていることから「界 加賀」専用に作られた器ということがわかります。

1段目には急須と湯呑み、お茶類が入っています。

2段目にはティーカップが3セット。深めのブルーのカップソーサーがすてき!

飲み物は茶筒に入ったお茶、ハーブティーのティーバッグ、界オリジナルの生姜湯が用意されていました。コーヒーは客室にないため、あとからご紹介する「トラベルライブラリー」のコーヒーメーカーのものをいただくシステムのようです。

下にはミニバー(冷蔵庫)も完備。

中にはお水のみ入っており、有料の飲み物(ビールやジュースなど)は入っていません。
お水がなくなった場合は、「トラベルライブラリー」にあるウォーターサーバーで補充することができます。

リビングルームの机にはウェルカムスイーツの「加賀紫雲石」が用意されていました!
大粒の小豆を寒天で包んだようなお菓子で、表面は白いすりガラスのような薄皮が張っています。


なかなか普段使うことのない、焼き物の器をお部屋で手軽に使えるのも良いですよね◎
ご当地の伝統・魅力に触れるきっかけが得られるのも「界」宿泊の魅力のひとつです!
水まわりのアメニティ・備品
化粧水やシャンプーなどのアメニティはボトルで用意されており、全て和漢生薬成分を用いた界オリジナルのものとなっています。

- クレンジング
- 洗顔フォーム
- ボディソープ
- シャンプー、コンディショナー
- 化粧水、乳液
- ボディローション
- ハンドソープ
シャワールームにはシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが置かれています。

また歯みがきセット等のアメニティは《界オリジナル風呂敷》に包んであります。

界は各施設で異なる色のオリジナル風呂敷が用意されています。この風呂敷も「界めぐり」の楽しみの1つ!「界 加賀」はこんなカラーでした↓

中身はこんな感じのセットになっています↓

また洗面台の下にはタオルが用意されています。フェイスタオル・バスタオルが2枚×2セットとたくさん用意されていました。

ドライヤーはパナソニック製のイオニティ。洗面台の引き出しの中に入っています。

温泉(大浴場・古総湯)
開湯1300年の歴史をもつ山代温泉。「界 加賀」では大浴場、客室露天風呂(該当客室のみ)、「古総湯」で温泉を楽しむことができます。
大浴場
大浴場は客室がある建物の1階にあります。エレベーターを降りて左手に進むと、手前が男湯・奥が女湯となっています。

大浴場の壁には、地元の九谷焼作家さんが制作したアートパネルが飾られています。こちらのパネルは春夏秋冬をテーマに作られており、それぞれの自由な発想でデザインされているそう。

また露天風呂の天井には金箔で作られた「朧月」の仕掛けが!温泉に浸かりながら、水面に映る月を楽しむことができます。


温泉に浸かりながら、アートを楽しんでいるような気分になれます◎
客室露天風呂も最高ですが、大浴場もぜひ利用していただきたいです!
タオル、シャンプー・ボディーソープ・化粧水などのアメニティ類はすべて用意されているため、温泉に入る際は、着替えのみ持参して向かえば問題ありません。
ウォーターサーバーもあるため、水分補給もできて安心です。
◼︎大浴場の設備/利用時間
アメニティ | タオル(バスタオル・ボディタオル) クレンジング 洗顔フォーム ボディソープ シャンプー、コンディショナー 化粧水、乳液 ボディローション ハンドソープ くし コットン 綿棒 ヘアゴム ティッシュペーパー |
設備 | 鍵付きロッカー ウォーターサーバー ドライヤー |
利用可能時間 | 15:00 ~ 25:00 / 5:00 ~ 11:00 |
古総湯
「界 加賀」の目の前には明治時代の総湯(温泉の共同浴場)を復元した《古総湯》があります。古総湯の周りの道路は石畳になっており、より一層当時の雰囲気が再現されているように感じます。

1階はステンドグラスと九谷焼のタイルが特徴の温泉、2階は温泉で温まった体を休める休憩所になっています。
こちらは入浴方法も当時のままのため、シャワーや洗い場はなく、かけ湯をしてお湯に浸かるとのこと。(!)

通常は入場料(大人1名700円)がかかりますが、界宿泊者は無料で利用できます。入浴の際は、目印に界オリジナル風呂敷を持参する必要があります。
◼︎「古総湯」基本情報
入場料 | 大人(12歳以上)700円(2024年4月1日改定) 中人(6歳以上12未満)200円 小人(3歳以上6歳未満)100円 3歳未満無料 ※「界 加賀」宿泊者は無料(界オリジナル風呂敷要持参) |
営業時間 | 6:00~22:00(毎月第4水曜日は12:00~22:00) 冬季営業時間:12月~2月 7:00~21:00 |
休業日 | 第4水曜日午前中 |
“加賀の伝統”を体験するアクティビティ
《界 加賀》では加賀の伝統文化を体験することができるアクティビティが用意されています。
ご当地楽「加賀獅子舞」
「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しめるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が用意されています。
「界 加賀」では夕食後の時間に《加賀獅子舞》という演目が行われます。「加賀獅子」は1965年に金沢市の無形民俗文化財に認定された伝統芸能だそう。大きな両眼が鋭く左右に広がった「八方睨」といわれる独特な風貌を持っているのが特徴です。

開催時間は夕食後の21:30から。予約等は必要なく、時間までに開催場所(トラベルライブラリー)に行くと、鑑賞することができます。
◼︎「ご当地楽」開催時間
開催時間 | 21:30〜 ※冬期間は21:45〜 |
所要時間 | 15分 |
開催場所 | トラベルライブラリー |
「金継ぎいろは」で伝統技法の体験
「界 加賀」では《金継ぎいろは》というアクティビティも行われています。
金継ぎとは、割れた陶磁器などを漆で修復し、そこに金粉を添えて美しい仕上げを施す伝統的な技法のこと。

このアクティビティは、体験の内容によって2パターンのプログラムが用意されているようでした。
じっくり(?)コース
・大切にしている器がある
・金継ぎの奥深さに触れたい
・修復の工程をじっくり見たい
※16:00〜10名定員
サクッと(?)コース
・器が好き
・金継ぎを知る機会があるなら知りたい
・1つの工程だけを体験してみたい
※15:30〜6名定員/16:30〜4名定員
《金継ぎいろは》が行われる「金継ぎ工房」は、フロントから一度外に出た向かいの別棟にあります。

こちらの「金継ぎ工房」がある建物は、フロント棟と同じく文政年間(1818~30年)に建築したと言われる登録有形文化財。景観との一体感にこだわられており、施設外観と同じ紅殻(べんがら)色を使用した内装になっているそうです。

参加する場合は宿泊前に事前予約が可能。空き状況によっては、宿泊当日に予約することができます。

pegu夫婦はスケジュールと合わず、参加は見送り…
観光よりお宿内で過ごしたい方、連泊でゆっくり過ごせる方はぜひ参加してみてください◎
館内施設
館内には界ならでは施設が用意されています。
トラベルライブラリー
「界」の各施設には旅にまつわる本やコーヒー・お茶が用意してあるラウンジや《トラベルライブラリー》が設けてあります。
界 加賀では1階フロントから太鼓橋を渡った先、客室につながるエレベーターのすぐ近くに位置しています。こちらはチェックイン前に案内していただいた場所です。

「界 加賀」のある山代温泉が「五十音図」発祥の地ということにちなんで、壁には「いろはにほへと」が書かれた屏風が飾られていました。

屏風の下には九谷焼の器なども飾られています。

窓側の席からは「奥庭」を眺めることができます。奥庭の先にはお茶室「思惟庵」があり、こちらでは《茶の湯体験》もできるそうです。(要予約・料金2,000円/人)

また、トラベルライブラリーにはコーヒーなどの飲み物が用意されており、宿泊中は自由にいただくことができます。

客室にはコーヒーの用意がないため、こちらで注いだものをお部屋に持ち帰るようになります。
また客室の冷蔵庫内にあるお水がなくなった場合は、こちらのウォーターサーバーで補充することができます。

またお茶文化のある加賀らしく、5種類のお茶もいただけます。
・リフレッシュハーブ(ラベンダーの香り)
・グッディハーブ(レモン系の香りのハーブ)
・棒ほうじ茶
・梅ほうじ茶(紀州産梅干し使用)
・能登玄米茶


妻はチェックインの待ち時間に梅ほうじ茶をいただきました!梅昆布茶のようなしっかりした塩味はなく、程よいしょっぱさとほうじ茶の香ばしさがマッチしていました◎
ショップ(売店)
1階フロントの横にはお土産が購入できるショップ(売店)があります。

こちらのショップでは九谷焼の器や置物、食品などのご当地お土産のほか、界オリジナルグッズも購入することができます。
お宿でいただく食事にも使われているかわいらしいお皿がたくさん販売されており、どれも欲しくなってしまいます…

石川県内の厳選されたお菓子や調味料、お酒なども取り扱われているため、お土産選びはここで済ませてしまっても全然問題なさそう◎
ウェルカムスイーツとしてお部屋に置かれていた「加賀紫雲石」もこちらで購入することができます。


お宿の中でお土産購入まで完結できちゃうのはありがたい!
過去に他の「界」の施設に宿泊した際も、このショップを利用させてもらいました。
その他(中庭・フロント棟)
フロント〜客室棟を繋ぐ太鼓橋からは中庭の景色を見ることができます。
日本庭園とモダンなタイルが融合した、なんとも「界」らしいデザインです。カラフルなタイルにはもちろん九谷焼が使われています。

フロント棟には九谷焼の作品が複数展示されています。

こちらの作品は夕食で提供される「ご当地先付け」に使われていたお皿と同じ柄のものでした。

また温泉街の中でも目を引く「界 加賀」の外観は、日が落ちた後の姿も圧巻!

ライトに照らされた紅殻(べんがら)色の建物も、また風情がありました。

お宿の入り口には宿泊者用の傘も置かれています。大きめサイズなので、大柄な方が使用しても濡れる心配はなさそう。雨の日でも温泉街散策を楽しめそうです。

「界 加賀」へのアクセス・周辺施設
お宿へのアクセスと周辺施設については、以下をご参照ください。
アクセス
アクセスは加賀ICより車で約15分。
公共交通機関の場合、最寄駅はJR加賀温泉駅。駅からお宿まではタクシーで約10分です。
◼︎主要な駅からのアクセス
東京方面から:東京駅~加賀温泉駅(JR北陸新幹線で約160分)
名古屋/大阪方面から:特急サンダーバード・特急しらさぎ利用。敦賀駅でJR北陸新幹線に乗り換え。加賀温泉駅下車。
◼︎加賀温泉駅から路線バスの場合
「加賀温泉駅」~「山代温泉」バス停下車 (所要時間15分)
→バス停からお宿まで徒歩約3分
※路線:加賀温泉バス温泉山中線 ・山中温泉行き

pegu夫婦は九州方面から電車で向かいました!
片道約5時間の長旅でしたが、景色を楽しみながら移動する電車旅も良かったです◎
周辺施設
《界 加賀》は加賀温泉郷のひとつ、山代温泉の中にあります。

周辺には海鮮を使ったランチが食べられるお店や、カフェなどもあるため、温泉街散策も楽しむことができます。

かわいい雑貨のお店や地元のお酒を取り扱っているお店もあるため、温泉街を散策しつつお土産を探すのも良さそうです。

コンビニは徒歩約8分の距離にローソンがあります。また最寄り駅の加賀温泉駅を経由する場合は、駅内にセブンイレブンが入っています。(駅内の店舗ではお土産も多く取り扱っていました。)
また加賀温泉駅の隣にはショッピングモール「アビオシティ加賀」があります。日用品はもちろん、幅広く商品を取り扱っているお土産店も入っているため、特に電車を利用する場合は重宝しそうです。
◼︎周辺のコンビニ
・ローソン(宿から徒歩8分)
・(加賀温泉駅内)セブンイレブン
◼︎お土産スポット
・「界 加賀」内のショップ(売店)
・「アビオシティ加賀」(加賀温泉駅隣接)
・加賀温泉駅内のセブンイレブン

pegu夫婦も「アビオシティ加賀」でお土産を購入しました◎
お菓子や海産物の加工品、お酒や九谷焼の器まで幅広く取り揃えられていてとても便利でした!
「界 加賀」の基本情報
住所 | 〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-47 |
TEL | 050-3134-8092 / 受付時間 9:30〜18:00 |
夜間・緊急連絡先 | 0761-77-1488 受付時間18:00〜9:30 |
チェックイン/アウト | 15:00/12:00 |
インターネット環境 | 無料Wi-Fiあり |
ペット受け入れ | なし |
駐車場 | あり(予約不要・無料)駐車場の詳細についてはこちら EV充電24時間利用可(要予約) |
支払い方法 | [事前払い]各種クレジットカード、ペイディ [現地払い]現金、各種クレジットカード |
自動販売機 | なし |
コインランドリー | なし |
スパ・マッサージ | あり(16:00~24:30 / 最終受付23:30) |
喫煙 | 全館禁煙(喫煙所あり) |
備品・アメニティ (客室にあるもの) | ・湯沸かしケトル、茶器、ミニバー ・作務衣、足袋ソックス ・風呂敷 ・和漢生薬成分を用いたアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、 クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローション、ハンドソープ) ・歯磨きセット/綿棒・コットン・ヘアゴム/ブラシ ・タオル ・ドライヤー ・テレビ、冷蔵庫、加湿空気清浄機 ・金庫 |
備品(要予約) | 車椅子 ベビー用備品セット(哺乳瓶消毒器・ベビーソープ・タオル(※)・おむつ用ゴミ箱(※)) (※)公式サイトでの予約の場合、「3歳以下」の宿泊者を登録した場合は客室に準備あり(申し込み不要) |
公式サイト | https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikaga/ |
よくあるご質問 | https://hoshinoresorts.com/ja/sp/faq |
「界 加賀」で加賀の伝統文化を満喫しよう!
- 加賀の伝統工芸品満載!落ち着いた雰囲気とモダンな新しさも感じる客室
- 温泉街の音を聞きながら浸かれる客室露天風呂
- あたたかみと上質さが感じられる紅殻(べんがら)色
- チェックインの時間は混雑しており、待ち時間が発生するかも
- 夕食の時間は埋まっていることもあるため、事前予約が安心
- 客室にコーヒーはないため、トラベルライブラリーへ

《界 加賀》は加賀の伝統文化に包まれながら温泉街の雰囲気を満喫できる、ご当地の魅力が詰まったお宿でした!次の休日は、ぜひ界 加賀で過ごしてみませんか?
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(訪問:2025年3月/最終更新:2025年6月)
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