【宿泊記】界 出雲|食事内容レポ!山陰の海の幸&日本酒ペアリングが絶品

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pegu夫
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出雲ならではの食と、島根の地酒を楽しみたい!

《界 出雲》の食事は、島根の新鮮な食材をふんだんに使ったこだわりの絶品料理。

夕食は「福神会席」として、山陰の海の幸縁起の良い盛り付けで楽しめます。食事の味を引き立てる「日本酒ペアリング」も必見!ご当地朝食は、シンプルながらも地元食材を存分に楽しめる内容です。
30代お酒好き夫婦が、写真付きで詳しくレビューします!

pegu妻
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本記事は非日常が味わえる“ちょっと良いお宿”を求めて旅をする30代「pegu夫婦」が 2025年8月に現地を訪問し、2025年9月に情報を確認・更新しています。

▼気になる内容をすぐチェック!▼

知っておきたい食事の基本情報
 ⇒食事時間やドリンク料金目安など
【夕食】福神会席
 ⇒出雲の食と合わせる日本酒ペアリング!
ご当地朝食
 ⇒朝から海の幸も楽しめる絶品朝食

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知っておきたい食事の基本

《界 出雲》の食事の基本情報についてご紹介します。

食事時間・予約方法

〈食事時間〉
・夕食:17:30〜 or 19:30〜
・朝食:7:158:309:00 から選択可能

〈予約方法〉
チェックイン時に時間選択
夕食時間は事前予約も可能
※公式サイト「食事」ページ[夕食時間]または[夕食時間・夕食アップグレードの予約]のボタンから手続きができます。

pegu妻
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今回は宿泊前に、夕食時間17:30〜事前予約をしていました!

アレルギー・食事制限対応

〈対応可能な制限〉
・食物アレルギー
・ベジタリアンメニュー

食物アレルギー対応については、チャットボット内のフォームより申し込み可能です。
※宿泊日の5日前までに申し込みが必要。

また界の各施設では、ベジタリアンの方向けに「ベジタリアン会席」が用意されています。

公式サイトの「食事」ページにの予約ボタンがあるため、宿泊予約後に申し込みを行いましょう。
宿泊日の5日前16時までに予約が必要です。

ドリンクメニュー・料金目安

夕食の際、ドリンクを注文する場合は別途料金がかかります。
食事の追加料金チェックアウトの際に支払いをするようになっています。

〈日本酒〉
・日本酒ペアリング 3,800円 ★後ほどご紹介!
・日本酒三種飲み比べ 1,800円
・日本酒各種(一合)1,210〜2,200円
・日本酒各種(ボトル)4,840〜6,160円

〈ビール・焼酎・リキュール・ワイン〉
・生ビール 990円
・焼酎各種 660円
・リキュール各種 660〜770円
・グラスワイン各種1,210円〜

〈界 出雲オリジナルカクテル〉
・レモンジンジャー 880円
・サンセット 880円
・たそがれ ノンアルコール 770円 他

〈ソフトドリンク〉
・ぶどうジュース 1,045円
・富士プレミアムスパークリング 660円
・オレンジジュース 550円
・ウーロン茶 550円 他

ドリンクメニュー冊子の用意もありますが、お品書きに記載されたQRコードから確認することもできます。(注文はスタッフの方に声掛けが必要です。)

Screenshot

食事の魅力・テーマ

山陰の海の幸!地元食材の魅力を存分に味わえる
出雲大社の大国様にちなんだ縁起の良い器
料理のおいしさが引き立つ日本酒ペアリング

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夕食「福神会席」

今回いただくのはスタンダードメニューの「福神会席」
出雲蕎麦をはじめとする、地元ならではの食材を使った会席料理です。

箸の留め具にも日本神話に出てきそうな雲(八重雲?)があしらわれています。

今回いただいた献立はこちら↓

今回いただいた献立(2025年8月訪問時)
・先付け:出雲そばの薯蕷寄せ
・煮物椀:鮑真薯 白葱 柚子 あおさ海苔
・宝楽盛り:[八寸]帆立貝と若布 土佐酢ジュレ
      合鴨ロース オレンジ酢味噌かけ
      海老と青菜の松風 稚鮎 煎り酒
      トマトの玉寄せ 生姜ジュレ
      苦瓜とえんどう豆の和え物
      丸十おかき揚げ
      [お造り]お造り盛り合わせ
      [酢の物]糸もずく酢
・揚げ物:たたき海老の新挽き揚げ
     鱧の薄衣揚げ
     野菜天麩羅 塩レモン
・台の物:うず煮鍋 大穴子白焼き 鶏肉
・食事:雑炊 ふぐ 生姜 十六島海苔の佃煮 香の物
・甘味:「ぶどう神話」(島根ワイナリー)と
    いちじくのサバラン仕立て

今回はドリンクメニューに「日本酒ペアリング」(3,800円)があったため、1セット注文してみました。

pegu夫
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結果、この日本酒ペアリングは頼んで大正解
日本酒も含めて、いただいた料理を写真付きでご紹介します◎

1品目:先付け「出雲そばの薯蕷寄せ」

界の各施設で異なるメニューが提供される「ご当地先付け」は、その土地を楽しめる一品を提供しており、「界めぐり」の楽しみのひとつとなっています。

《界 出雲》のご当地先付けは、出雲大社に祀られている大国様にちなんで、打ち出の小槌の形をした器で運ばれてきました。赤い座布団もかわいい…

蓋を開けると、山芋と出雲そばを固めた上品なとろろ寄せが。上にはわさびと、県外では中々味わえないという「十六島(うっぷるい)海苔」の佃煮も乗っています。
使われているそばは少量ですが、風味もしっかり感じられます。

そして夫の方には「日本酒ペアリング」の先付けに合わせたお酒、「月山 クラウド」も運ばれてきました。
ペアリングされたお酒については、スタッフの方が味わい料理との相性も説明してくださいます。

ラベルが載っているのもありがたい
pegu夫
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お酒の特徴と、どういう理由でその料理と合わせたのかを聞ききながら飲むのは至福のひととき…

また献立表の裏面には、各界の施設で提供される「ご当地先付け」の一覧も載っています。
今まで6ヶ所の界に訪れたことのあるpegu夫婦ですが、まだ行ったことのない施設も制覇したくなってしまいます…!

2品目:煮椀物「鮑真薯 白葱 柚子 あおさ海苔」

2品目は磯の香りが爽やかな煮椀物。真薯には衣のついた鮑が乗っています。

ペアリングされた「出雲富士 純米吟醸」と合わせると、米の旨みが口の中で合わさって、味が広がる…!お互いの味が引き立てられ、“お酒と合わせたほうが美味しく感じる”という体験ができました。

pegu夫
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これぞペアリング…!と感動してしまいました👏

3品目:宝楽盛り「八寸 お造り 酢の物」

八寸お造り酢の物が入った宝楽盛りは、こちらも大国様を彷彿とさせる柄が描かれた器でやってきました。

器を広げると、色とりどりの料理が並んでおり、なんとも縁起の良い見た目
このワクワク感も界の食事の醍醐味です。

お造り盛り合わせは、さわらかんぱち真鯛の3種類。鯛のお皿に入った「出雲醤油」、またはかつおだしが使われた「煎り酒」につけていただきます。
赤い縞模様の器には、酢の物の糸もずく酢が入っています。

八寸は夏らしさも感じられるメニュー。ガラスの器に入ったトマトの玉寄せは、生姜が効いたジュレがかかっていて爽やかな味わいでした。

ペアリングするお酒は、「天穩 佐香錦 純米大吟醸」「七冠馬 1番人気 純米吟醸」「月山 芳醇辛口純米」の3種類。どれもすっきりとキレのあるお酒が選ばれています。
いろんな料理を合わせながら、どのお酒が合うかを探すのも楽しい時間です。

2人で1セットのペアリング酒を飲むのではお酒が足りず…
妻は「純米吟醸酒 八千矛」(1,650円)も注文しました。

4品目:揚げ物「たたき海老の新挽き揚げ 鱧の薄衣揚げ 野菜天麩羅 塩レモン」

続いては揚げ物。こちらも雲のような柄が描かれた縁起の良い器に盛られています。

海老素材の味が濃く、少量でもしっかり旨みが感じられておいしい!添えられた塩レモンが、夏らしく良いアクセントになっていました。

また「新挽き揚げ」とは、もち米を使ったしんびき粉をまぶして揚げた、サクサクとした食感の揚げ物だそう。
季節の野菜はヤングコーンズッキーニでした。

こちらの料理に合わせるのは「出雲富士 夏雲 特別純米生原酒」
揚げ物の味を包み込むような味わいで、一緒に口に含むと料理と一体になるようなお酒でした。

5品目:台の物「うず煮鍋 大穴子白焼き 鶏肉」

メイン料理は、出雲大社で旧暦元旦に行われる「福神祭」で振る舞われる「うず煮」をアレンジした鍋ものです。
夏の時期は、テーブルで火をつけると部屋が暑くなってしまうからという理由で、調理したものを提供してくださるとのこと。

pegu妻
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配慮がありがたい…
前の料理を食べている時に、火を入れる前のお鍋を持ってきて見せてくださいました!

火が入ったものがこちら。先ほどまでの料理とは異なり、落ち着いたやわらかいカラーの器に盛られています。

鍋もので穴子をいただいたのは初めてでしたが、ふっくらした身に出汁が染み込んで絶品!
たっぷり入ったきのこの旨みともマッチしています。

合わせるお酒は「ヤマサン政宗 誘一献 特別純米」
米の旨みが感じられるお酒を、鍋ものの温度に合わせ少し温めて提供されます。

6品目:食事「雑炊 ふぐ 生姜 十六島海苔の佃煮 香の物」

ご飯ものは先ほどの「うず煮鍋」で作る雑炊
元々うず煮ふぐのだし汁にとろみをつけ、ご飯の上に海苔やセリ、ワサビなどを添えていただく料理だそう。〆の雑炊が本来のうず煮に近いようです。

先付けにも出てきた十六島(うっぷるい)海苔の佃煮は味変にぴったり。普通の岩海苔より歯応えがある海苔でした。

香の物はさっぱりとした大根とゆずのお漬物です。

夏でも重たくなく、サラサラといただけるご飯ものでした。

pegu妻
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今回の食事で初めて知った十六島海苔。
おいしい海苔を家でも楽しみたくて、帰りに海苔の佃煮を購入して帰りました◎

7品目:甘味「ぶどう神話(島根ワイナリー)といちじくのサバラン仕立て」

最後は島根ワイナリーのワインを使ったデザート!グラスに入ったソースを、アイスいちじくの焼き菓子にかけていただきます。

今回は結婚記念日が近かったため、お祝いも兼ねた旅行。
2人ともチョコプレート金箔を乗せた特別仕様にしていただいていました◎

ワインソースの中にはベリー系のフルーツがゴロゴロ入っていて、とっても妻好みの味!満足感のあるデザートです。

もちろん最後のデザートにもペアリングされた日本酒が!
合わせるのは「玉櫻 とろとろにごり酒」とろりとした口当たりながらも、味はすっきりしたにごり酒で、これまたマリアージュが楽しめるお酒でした。

今回の食事を通して一番印象に残ったのは、配膳をして下さった男性スタッフの方の接客

料理やお酒の説明など“決まった文言”もあると思いますが、ご自身が出雲という土地提供するサービスに愛を持って、かつ楽しんで伝えてくださっているのがわかる接客で、食事の時間がより楽しいものになりました。

pegu妻
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スタッフの方との会話ホスピタリティあふれるサービスも含めて、特別な時間を過ごせる界という施設を選びたくなるんだよなあ…!と感じた瞬間です◎

pegu夫
pegu夫

界スタッフは異動もあると聞きますが、またぜひどこかでお会いしたい!

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朝食「ご当地朝食」

「界」の朝食は地域色を感じる食材が使われた「ご当地朝食」
献立はこちら↓

今回いただいた献立(2025年8月訪問時)
・本日の焼き魚
・玉子焼き
・昆布梅 界の牛しぐれ 彩なます
・豆腐
・厚焼き あご野焼き 赤天
・あらめ磯鍋
・白米
・しじみ汁
・香の物
・ヨーグルト

テーブルの上には鍋が用意されており、席に案内していただいた後に火をつけてくださいます。

中には「あらめ磯鍋」が入っています。
あらめとは海藻の一種で、わかめより歯応えがあるのが特徴とのこと。色もわかめが濃い緑なのに比べて、黒っぽい色をしています。

具材に火が通るとスタッフの方が卵とじにしてくださり、卵が固まれば完成です。

朝食の御膳は“日の出”をイメージしているそうで、左上の台座に乗った器は「雲」を、中央の黄色い器は「朝日」を表しているとのこと。

細長い器には、島根のご当地練り物赤天あご野焼き厚焼きが盛られています。

本日の焼き魚はのどぐろの西京焼。味付けは濃すぎず、のどぐろの旨みを感じられます。
卵焼きは、よくあるぷるぷるのだし巻きとは異なる、空気が入ったふわふわの食感

pegu夫
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前日に泊まった別のお宿の卵焼きもふわふわタイプでした!
このあたりの特徴なんでしょうか…?

あらめ磯鍋の具材にはも入っており、朝から豪華!あらめとわかめの食感の違いも楽しめるお鍋でした。

波が描かれた器に入っているのは、旅館朝食の定番メニューのお豆腐。

豆腐には「しじみと昆布のだししょうゆ」をかけていただきます。
しっかり旨みがありながら、良い意味でしじみが主張しすぎない使いやすいだししょうゆでした。

ご飯は「仁田米(にたまい)」という島根県奥出雲町で作られるブランド米なんだとか。
夕食の雑炊にも同じお米が使われていたようで、スタッフの方が「ぜひ明日の朝食のご飯も楽しんでください^^」とおっしゃっていました。

pegu妻
pegu妻

甘みがあってもっちりおいしいお米でした!

汁物はしじみ汁!写真には写っていませんが、通常より身が大きくて味の濃い立派なしじみでした。

手前の器には彩りなますと、界朝食の定番「牛しぐれ・昆布梅」が盛られています。

デザートはいちじくジャムが乗ったヨーグルト
夕食と同じくいちじくを使ったデザートで、とても妻好みでした◎

pegu妻
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シンプルながらも、地元食材の素材の旨みを存分に感じられる大満足な朝食でした!

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界 出雲の基本情報

住所〒699-0763 島根県出雲市大社町日御碕604
TEL050-3134-8092 / 受付時間 9:30〜18:00
夜間・緊急連絡先0853-54-9121 受付時間18:00〜9:30
チェックイン/アウト15:00/12:00
インターネット環境無料Wi-Fiあり
ペット受け入れなし
駐車場あり(予約不要・無料)
EV充電24時間利用可(要予約
支払い方法[事前払い]各種クレジットカード、ペイディ
[現地払い]現金、各種クレジットカード
自動販売機なし
コインランドリーなし
スパ・マッサージなし
喫煙全館禁煙(喫煙所あり)
備品・アメニティ
(客室にあるもの)
・湯沸かしケトル、茶器、ミニバー
・作務衣、足袋ソックス
・風呂敷
・和漢生薬成分を用いたアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、
 クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローション、ハンドソープ)
・歯磨きセット/綿棒・コットン・ヘアゴム/ブラシ
・タオル
・ドライヤー
・テレビ、冷蔵庫
・金庫
備品(要予約)車椅子
ベビー用備品セット(哺乳瓶消毒器・ベビーソープ・タオル(※)・おむつ用ゴミ箱(※))
(※)公式サイトでの予約の場合、「3歳以下」の宿泊者を登録した場合は客室に準備あり(申し込み不要)
公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiizumo/
よくあるご質問https://hoshinoresorts.com/ja/sp/faq

島根の恵みと出雲大社を存分に感じられる食事体験を!

pegu夫婦が感じた推しポイント
  • 出雲大社に祀られた「大国様」にちなんだ、縁起の良い器
  • 日本海の恵みに舌鼓!地元食材の魅力を存分に味わえる料理
  • 日本酒ペアリングで料理のおいしさが引き立つ
こんな人におすすめ!
  • 参拝前後にぴったりな、出雲大社にゆかりのある会席料理を選びたい人
  • テーマのある盛り付け界ならではの演出を重視する人
  • 記念日に特別感のある食事体験を求めている人
pegu妻
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食材からお酒まで、ご当地の魅力がたっぷり詰まったお食事でした!
参拝への気持ちを高めてくれそうなお食事を、あなたもぜひ体験してみては?

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(訪問:2025年8月/最終更新:2025年9月)

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